2009.2.25

Vol1.004 地域+子育て支援という専門性をもって、
自分らしい生き方、働き方を目指す女性をサポートしたい!

子育て支援コーディネーター・カラーセラピスト 市川望美さん

Profile
子育てしやすい街づくりを目指す「NPO法人せたがや子育てネット」理事、育児支援に関するコンサルティングを手がける「アミーゴプリュス合同会社」代表として、地域や産前産後に特化した子育て支援事業に取り組む傍ら、オーラソーマを中心としたカラーセラピーを提供する「コズミック*スマイル」を主宰。 ○市川さんのブログはこちら>>

産後、初めて意識した「地域」で出合った
子育て支援の現場

 2人の子育てをしながら、あるときはNPO法人の理事や会社代表として世田谷区を拠点とした地域の子育て支援に取り組み、あるときはカラーセラピストとしてオーラソーマのセッションを自宅や出張で提供する。多方面で活躍する市川さんが、現在の仕事スタイルに至るきっかけはなんだったのだろうか?

 短大卒業後、入社したIT系企業で仕事にやりがいを感じ、一般職から総合職への転換社員第一号として精力的に仕事に取り組んでいた市川さん。毎日夜遅くまで働き、充実した毎日を送っていたが、結婚、妊娠を機に“この会社でずっと働き続けることができるのだろうか”と不安を抱くようになったという。

「会社には子育てしながら働いている先輩はたくさんいましたが、実家が隣で祖父母に育児を任せっきりだったり、夕方17時になると“仕事を持ってこないでオーラ”を出していたり……(笑)。“あの人のようになりたい”と思えるモデルがいなかったんです。同時に、事業部の広報という仕事内容にも息詰りを感じていて。私のようにキャリアに悩む社員一人ひとりの才能を活かせるような組織作りがしたくて、産休明けは人事部に異動願いを出そうかなとも考えていました」

 「一年かけてゆっくり考えてみよう」と悩みを抱えつつも産休に入り、2002年に第一子を出産。育休期間をそれなりに満喫していたある日、友人に誘われて足を運んだのが、東京都世田谷区にある「子育て支援グループamigo(以下amigo)」だった。

「amigoの存在は知ってましたが、当時の手作り感たっぷりのホームページの雰囲気が正直苦手で(笑)。友人の誘いがなかったら出かけてなかったかも。でも、実際に訪れてみると、警戒していた“ファンシーなママの世界”はなく、母になっただけの普通の大人の女性たちが淡々と運営していて、ホームページとのギャップを大きく感じました。あと、妊娠中の人が講師をしていたり、小さな子どもをスリングで抱きながらスタッフとして働いていたり。それまでは“仕事か育児か”みたいな考えしかなかったので、“子連れで働いている”ということにもものすごく衝撃でした」

 住んでいる地域に日常的にふらっとでかける場所があり、そこに集まった子育て中の女性との会話を楽しむ。「子連れで遊ぶこと」や「地域で子育てすること」の楽しさを知るにつれて、amigoの活動にも次第にとけ込んでいった。

写真
市川さんの活動の原点となった東京都世田谷区にある「子育て支援グループamigo」の事務所にて。amigoは、世田谷区社会福祉協議会の助成を受けた子育てサロン第1号として2001年にスタート。現在このような子育てサロンは、区内に80箇所以上ある。

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