2009.5.24

Vol.010 花を通じて、たくさんの人に喜びや感動を伝えていきたい

フラワーコーディネーター 高橋規子さん

Profile
OL時代にフラワーデザインを学び、生花店でのアルバイトを経て、東京・青山にある「フローリィネット」で主にウエディングフラワーを担当。2005年3月より、「Pua-Pua」として活動をスタート。オーダーメイドアレンジのほか、フラワーレッスン、ディスプレイ・イベント装飾、生花生けこみ、ウエディングフラワーなどを幅広く手がけている。 ○高橋さんのブログはこちら>>

商社OLから生花店アルバイトへ。
夢に向かってひたすら仕事に没頭した20代。

 見る人だれもを幸せな気持ちにする不思議なチカラをもつ花――その一本一本を生かしながら、新たな美しさを生み出すのがフラワーコーディネーターの仕事だ。しかし、見かけの華やかさとは違って、人一倍の体力・気力が求められる想像以上にタフな世界であることは、実はあまり知られていない。そこへ自ら足を踏み入れ、さまざまな試練を乗り越えて、現在はフリーランスとして活躍しているのが高橋規子さんだ。

 高橋さんが花に興味を持つようになったのは、短大卒業後、商社に勤めていたとき。社内でいくつかあったクラブ活動のうち、同僚に誘われて何となく参加した「生け花クラブ」がきっかけだった。型のとおりに生ける難しさを感じながらも花の魅力にどんどん引き込まれていった高橋さんは、プライベートでフラワーアレンジメントスクールに通い始める。

 「たくさんの花を使って自由に生けることができるのが楽しくて。フラワーアレンジメントの方へ、どんどん心が傾いていきました。花を見た瞬間、頭の中にぱっとイメージが湧いてきて、迷うことなく感性のまま生けることができたのも気持ちよかったんです」。初級、中級クラスを修了し、次のステップとしてNFD(日本フラワーアレンジメント協会)3級の資格コースを目指し始めたころから、「いつか花のプロとして仕事をしていきたい」という想いが芽生えてきたのだそう。

 「プロになるためにはどうしたらよいのだろう」。さっそく講師に相談してみると『花屋、フラワーデザイナー、講師……など、花のプロにもいろいろある。何がやりたいのかまだ決まっていないのであれば、花屋に一度勤めてみたら?』とアドバイスをもらう。
 仕事帰りや休日返上でレッスンに通い、NFD2級を取得した高橋さんは、約5年間勤めた会社を退職。その翌日から、なんと地元の商店街にある生花店でアルバイトを始めたのだった。

写真
クライアントの要望に合わせて、生花、プリザーブドフラワー、造花を使い分けて作品をつくる。写真は、器に葉を巻いているのがユニークな生花のオーダーメイドアレンジ。インターネットで注文が可能。詳細はこちら>>

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