2009.6.23

Vol.012 南イタリアでオーガニックライフを楽しみながら、日本との橋渡し役としてビジネスを展開

TOPOLA INTERNATIONAL 代表 丸山みほ、さん

Profile
イタリアのカラブリア州在住。日本、イタリア間の企業や公共法人のコンサルタントとして活動する傍ら、自宅の敷地内にある自然栽培農園のオリーブから搾油した「ガッティ家のオーガニックエキストラバージンオリーブオイル」を製造・販売している(こちらで購入できます)。 ○丸山さんのブログはこちら>>

憧れのファッションの仕事を求めて、
22歳で、本場イタリアへ

 日本、イタリア間の企業や公共法人のコンサルタントとして、世界を股にかけて活躍するキャリアウーマンでありながら、イタリア・カラブリア州で、自然にとけ込むようなオーガニックライフを楽しんでいる丸山みほ、さん。仕事三昧の日々を経て、現在は、仕事を少しボリュームダウンしながら、2歳になる息子の子育てとの両立を楽しんでいるクールなワーキングマザーでもある。

 丸山さんがイタリアと接点を持ったのは、学生時代のアルバイトがきっかけだ。ファッションショーのプランニング会社でアルバイトを経験し、「将来は、ファッション関係の仕事につきたい」と思うように。大学卒業後、ファッションについて学ぶために本場イタリアへ渡り、フィレンツェを拠点に語学学校に通ったり、現地で開かれるファッションショーでアルバイトをしながら、学校探しをしていた。

 しかし、現場で得た仕事の楽しさが忘れられず、語学学校中心の生活に物足りなさを感じた丸山さんは、「早く働きたい!」と約1年で帰国。その後、アパレル商社に入社し、誰もが知るイタリアのアパレルブランド担当として、商品のライセンス業務や輸入に携わった。朝早くに出社し、終電後まで働く毎日。時差の関係で、現地スタッフと夜中に電話でやりとりすることも多かったそう。「やりがいのある仕事でしたが、残業が明け方まで続く生活で、とにかく疲れていて……。疲れが麻痺した状態でした」

 そんなときに、日本で久々に再会したのが、語学留学時代にイタリアで知り合った現在の夫・ジョヴァンニさんだった。疲れきった丸山さんの様子を見て、ジョヴァンニさんは「イタリアにきて、もう一度試してみれば?」とアドバイス。その一言が丸山さんの心を揺れ動かし、いろいろ悩んだ末、もう一度イタリアへ行くことを決意する。「イタリア語が中途半端だったこともあったので、ビジネスで使えるくらいまで身につけたいなあという気持ちもあって。そのときはもちろん、彼との結婚は考えていませんでした。とりあえず行ってみて、何か仕事のきっかけが掴めれば……という気持ちでした」。このとき丸山さんは、25歳。人生の大きな転機が訪れたのだった。

写真
カラブリア州は、ナポリの南、長靴の地形をしたイタリア共和国の先端に位置する州。ティレニア海とイオニア海に挟まれ、美しい海岸線と山に恵まれた土地で、シチリアヘの玄関口ともなっている。古代ギリシア時代の植民地としても知られ、紀元前の文化を今に伝える遺跡などが多く点在している。(画像はWikipediaより)

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