背中を押してくれたのは両親だった。
「昨年の9月頃だったかな? 帰省したときに、『いつか自分の店がもてたらいいな』と何気なく話したら、言われたんです。『やりたいならやれ』って。以来、『物件は見て回ったか? 資金繰りはどうなんだ?』とせっつくんです(笑)。そうなると、こちらも『やらなきゃ!』って、馴染みのある自由が丘で物件を探しはじめました」
事態は一気に急展開。縁あって、ひと月後には今の店がある賃貸マンションと契約を交わすことができた。初期費用を抑えるために、住居用の物件を美容室用にリフォームするという条件で探していたのだが、なんとこちらのオーナーは元・理容師。杉山さんの事情をよく理解してくれ、リフォームも快諾してくれた。
「12月が一年でいちばんの繁忙期。それに合わせてオープンできるように、準備を進めました。夫は音楽関係の映像プロデューサーなんですが、彼もフリーランスのため、都合がつく限り、開店準備を手伝ってもらいました。コストダウンのために、できることはなんでも自分たちでやりました(笑)。床やタイルを張ったり、押し入れを改造して棚を作ったり。インテリアも手持ちのものが多いですね」
そうして仕上がった念願の店は、フレンチカジュアルなテイストが漂う“美容室らしくない美容室”。杉山さんの温かな人柄が感じられる居心地のいい空間だ。完全予約制で、スタッフは杉山さんひとり。文字どおり、マンツーマンで施術する。閑静な住宅街に建ち、目立った看板もないだけに、知る人ぞ知る隠れ家的なプライベートサロンだ。花粉症の治療をきっかけに東洋医学やオーガニックに目覚めた杉山さんは、シャンプーやカラー剤などを自然派のものから選び、それがまた支持を得ているという。
「とにかく自由でいたかったし、時間に追われるのがイヤだった。それらを解決するために一歩一歩進んできたら、今のスタイルに辿り着きました。今後は店を軌道に乗せることはもちろん、このスペースを生かして、石けん作りなどのワークショップもできたらいいなと思います」
オープンして2ヶ月、杉山さんのストーリーは始まったばかりだ。
「昨年の9月頃だったかな? 帰省したときに、『いつか自分の店がもてたらいいな』と何気なく話したら、言われたんです。『やりたいならやれ』って。以来、『物件は見て回ったか? 資金繰りはどうなんだ?』とせっつくんです(笑)。そうなると、こちらも『やらなきゃ!』って、馴染みのある自由が丘で物件を探しはじめました」
事態は一気に急展開。縁あって、ひと月後には今の店がある賃貸マンションと契約を交わすことができた。初期費用を抑えるために、住居用の物件を美容室用にリフォームするという条件で探していたのだが、なんとこちらのオーナーは元・理容師。杉山さんの事情をよく理解してくれ、リフォームも快諾してくれた。
「12月が一年でいちばんの繁忙期。それに合わせてオープンできるように、準備を進めました。夫は音楽関係の映像プロデューサーなんですが、彼もフリーランスのため、都合がつく限り、開店準備を手伝ってもらいました。コストダウンのために、できることはなんでも自分たちでやりました(笑)。床やタイルを張ったり、押し入れを改造して棚を作ったり。インテリアも手持ちのものが多いですね」
そうして仕上がった念願の店は、フレンチカジュアルなテイストが漂う“美容室らしくない美容室”。杉山さんの温かな人柄が感じられる居心地のいい空間だ。完全予約制で、スタッフは杉山さんひとり。文字どおり、マンツーマンで施術する。閑静な住宅街に建ち、目立った看板もないだけに、知る人ぞ知る隠れ家的なプライベートサロンだ。花粉症の治療をきっかけに東洋医学やオーガニックに目覚めた杉山さんは、シャンプーやカラー剤などを自然派のものから選び、それがまた支持を得ているという。
「とにかく自由でいたかったし、時間に追われるのがイヤだった。それらを解決するために一歩一歩進んできたら、今のスタイルに辿り着きました。今後は店を軌道に乗せることはもちろん、このスペースを生かして、石けん作りなどのワークショップもできたらいいなと思います」
オープンして2ヶ月、杉山さんのストーリーは始まったばかりだ。

手作り石けん作家の方による作品コーナー。いずれは石けん作りのワークショップも開催したいと語る杉山さん。髪にはもちろん、環境にもやさしい石けんシャンプー愛好家のひとりだ。左奥にあるのはアクリルたわし。



