大学卒業後、三大難関国家資格といわれる公認会計士第2次試験に合格。その後、会計士補として監査法人での実務経験を積みながら、公認会計士第3次試験を経て公認会計士となった鈴木智子さん。大手監査法人や税理士事務所に勤務し、多忙な日々を過ごしていた鈴木さんだが、30歳のときに結婚、翌年、長女妊娠を機にあっさりと退職し、育児に専念する。誰もが「もったいない!」と思ってしまいそうだが、鈴木さんにはそういった感覚は一切なかった。
「私は、物事の切り替えが上手にできない不器用なタイプ。そのまま仕事を続けたら、育児・家事・仕事のすべてが中途半端になりそうで……。両立は絶対に無理!と思いました。でも、子どもを理由にキャリアを諦めた、という後ろ向きな理由はまったくなくて、素直に『私の役割は家族の裏方なんだ』という気持ちでした。そのためには専業主婦というスタイルが自分にはぴったりだった」
結婚前から、子どもがすごく欲しかった。妊娠前から、完全母乳育児に憧れて本を読んで勉強したり、食事面でもオーガニック食材にこだわったり、ていねいな暮らしを心がけていた。母親が働いていてさみしい思いをしていたこともあり、子どもができたら、自分の手で子どもを育てたいという気持ちが強かった。そうしたさまざまな思いが重なり、自然と選んだ専業主婦という道。「満3歳までは、甘やかすのではなくて、思いっきり甘えさせてあげる」をモットーに、母と娘の時間を大切に過ごした。
主婦という役割で家族を支えながら、その後、夫の転勤で北海道で暮らしたり、夫の語学留学に同行してニュージーランドへ渡ったり。そして、5年ぶりに東京に戻ってきた鈴木さんは、働く女性を取り巻く環境が大きく変化しているのを目の当たりにする。
「私は、物事の切り替えが上手にできない不器用なタイプ。そのまま仕事を続けたら、育児・家事・仕事のすべてが中途半端になりそうで……。両立は絶対に無理!と思いました。でも、子どもを理由にキャリアを諦めた、という後ろ向きな理由はまったくなくて、素直に『私の役割は家族の裏方なんだ』という気持ちでした。そのためには専業主婦というスタイルが自分にはぴったりだった」
結婚前から、子どもがすごく欲しかった。妊娠前から、完全母乳育児に憧れて本を読んで勉強したり、食事面でもオーガニック食材にこだわったり、ていねいな暮らしを心がけていた。母親が働いていてさみしい思いをしていたこともあり、子どもができたら、自分の手で子どもを育てたいという気持ちが強かった。そうしたさまざまな思いが重なり、自然と選んだ専業主婦という道。「満3歳までは、甘やかすのではなくて、思いっきり甘えさせてあげる」をモットーに、母と娘の時間を大切に過ごした。
主婦という役割で家族を支えながら、その後、夫の転勤で北海道で暮らしたり、夫の語学留学に同行してニュージーランドへ渡ったり。そして、5年ぶりに東京に戻ってきた鈴木さんは、働く女性を取り巻く環境が大きく変化しているのを目の当たりにする。

ニュージーランド滞在中に訪れた南島にあるテカポ湖。語学勉強に励む夫のサポート役として、主婦業をメインに、大自然に囲まれた開放的な環境で過ごした。



