関西のホンネ06:仕事受注に繋げる! フリーランスの営業活動

前回は、自宅にいながらできる営業活動を取り上げましたが、今回は営業先と対面しての営業活動がテーマです。
いよいよ営業先の担当者と会える!と決まったものの、どうしたら上手くいくのか......。フリーランサーたちが、仕事受注のために行っている営業活動の工夫はあるのでしょうか? 関西フリーランサーの皆さんに回答いただいたアンケート結果から、いくつかエピソードを交えてご紹介します。

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Q.対面営業で工夫していることはありますか?

対面でのコミュニケーションは、営業先との関係を良好に保つための大切な要素のひとつ。フリーランサーの皆さんに、対面営業において心掛けていることを教えてもらいました。

・これまでの実績と経験の提示。クライアントがほしいモノを簡単に調査して、そのイメージに近い作品を持ち込んで提案を行います。(30代・ライター・イラストレーター)

・会うときには、手土産と熟考された新しい企画を持って行きます。(20歳・フリーライター)

・自分にできることとできないことをハッキリとさせますが、これまでに受けたことのない仕事の場合はベストを尽くすことを強調するようにしています。(30代・ライター・イラストレーター)

・名刺に、珍しい資格や趣味をあえて掲載し、印象付けるようにしています。そして、趣味の場で出会った人には、あまり仕事のアピールはせず、「連絡先はこちらです」程度の言葉をそえて、名刺を渡すなど場をわきまえるようにします。(30代・ライター)

・人当たりよく付き合う、親身になって話を聞く、無下に断らないなど、まずは信頼を置いてもらうために、クライアントの要求を最大限に「聞く」ことを大切にしています。(40代・デザイナー)

自らの作品、手土産、企画などなど......対面営業の際には、営業先に合わせて何かしらのアイテムを持って行く人が多い様子。これらのアイテムは、営業先との会話のきっかけにもなるため、コミュニケーションをスムーズにする役割も果たしてくれます。私も営業先を訪れる際には、手土産として地元関西に縁あるものや、自分のお気に入りのものをお渡しするようにしています。そうすれば、手土産を渡しつつ出身地や嗜好など、自然と会話の流れを生むことができるからです。

ある程度会話が弾むと、その場の空気が和んでいきます。私の場合、ここから仕事の話が展開されていくケースが多いです。お互いがどのような人間か少しでもわかっているため、リラックスして話ができるからだと思います。
そして、営業するときには目先の利益を追わないことにしています。まずは、きちんと人間関係を築きたいと考えるからです。すぐに仕事受注に繋がらなくても、「営業先に私という人間を覚えてもらえたらOK」という気持ちで気負わないように......私はそう心掛けています。20150323_nanjo2.jpg

営業活動せずに仕事を受注するために......

一方で、営業活動を行っていないと回答した人の中には、紹介や口コミで仕事を受注しているケースが見られました。つまり、今までの信頼関係で仕事の受注が可能ということです。営業せずに仕事の受注ができる環境をつくるには、いかに信頼してもらえるかが重要になるようです。

信頼関係を築くためには、常日頃から信用してもらえるような行動を心掛けなければなりません。たとえば、納期を守ること、先回りの提案をすること、相手が求めている以上のアウトプットを提供することなど、一見、営業活動と思われない日々の行動の積み重ねが大事です。

自宅作業の多いフリーランサーでも、対面でのコミュニケーションに目を向けることをおすすめします。少し手間はかかりますが、営業先に会いに行くメリットは大きいと思うからです。メールや電話では伝えきれないことが、対面では簡単に伝えられることもあります。機会があれば、営業に限らず人と接する場に足を運んでみてはいかがでしょうか? 外の世界に出掛ければ、今までとは違う活躍の場が待っているかもしれません。

南條祐弥

Writer 南條祐弥

ライター・Rhythmoon編集部メンバー
児童文化や女性のライフスタイルの分野を得意とする、大阪在住のフリーランスライター。コラムやシナリオを執筆するほか、書籍の編集協力、取材レポートの提供なども行なっている。リズムーンでは、地方で働く女性フリーランサーの多様なライフスタイルを発信中。趣味は絵本を読んだり、映画を観たり。ハイキングに出かけるのも好き。
http://ameblo.jp/original-ehon/

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