リズムーンの商品開発室

April 16 2016

お仕事かばん(仮)開発日記④〜布をめぐる冒険

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前回ご紹介したプロトタイピングを繰り返して、だいぶ形が見えてきたところで重要になってくるのが「布」です。布の厚さや硬さによって、縫製の仕方はもちろん、仕上がりのイメージが大きく異ってなるからです。

ということで、布探しでさっそく向かったのがこちら。
20160415_factory_1.jpg初めて訪れました、日暮里繊維街!

日暮里繊維街は、日暮里の駅から東に向かって伸びている通り沿いにあり、各種生地はもちろんのこと、服飾パーツや皮革製品の卸問屋がずらりと並んでいました。 「初心者ならまずここに行ってみるとよい!」と聞いて向かったのが「トマト館」。業者の方が多く出入りしていて、平日昼間にもかかわらず店内はとても混雑していました。

20160415_factory_2.jpg

店内は所狭しと布が並べられていて、まるで「この中から、掘り出しものを探してみな!」と迫ってくるよう。最初は思わず怯んでしまいましたが、「布との出会いは一期一会だから」と聞いて気を取り直し、布選びをスタート。

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今回、製作をお願いできることになったメーカーさんにも同行してもらいアドバイスをもらいながら店内を物色。

20160415_factory_4.jpg

デニム生地でもサンプルを作ってみることに。

コットン素材がよいか、ビニールコーティングがあったほうがよいか、バッグにしたときに柄の大きさはどうか、などいろいろイメージを膨らませながら、店内を徘徊すること1時間強。ようやく、これだ!と思える布に出会うことができました。

いや〜、本当にぴったりだったんです。リズムーンの名前のコンセプトにもなっている「月」をイメージさせる丸いモチーフや、キラキラゴールド感! この生地がバッグになったらどうなるんだろうと、ワクワクしながら帰途についたのですが......。その後、思ってもみなかった問題が!

帰って布をよーく見てみると、端っこの部分にこんなプリントを見つけてしまったのです。

「この生地の製品販売を禁止します」

ええ〜! 布にあったブランド名で検索してみると、ホームページにもしっかり

「下記の作家シリーズの生地については、上記の1)と2)に該当しない場合でも製品化販売は禁止です。」

というように書かれていました。

おそらく、作家さんにとっては超基本的なことなのかもしれませんが、なにせモノづくりに関して素人の私たち。布にも著作権があるとは、まったく知らなかったのでした。。。普段、情報コンテンツの著作権には敏感な我々でしたが、テキスタイルデザイナーという職業があるのですから、よく考えれば、そうですよね......。ネットで調べてみると、布の商品利用の壁に悩んでいる人は結構いらっしゃいました。

ということで、布選びは振り出しへ。後日気を取り直して、買い出しに向かった先はこちら。

20160415_factory_5.jpg今度は著作権を気にしながら布探しをしたのですが、「これ、いいね!」と思える素敵な柄物は、ほとんどが製品化NGだったのです。

今回のコンセプトでもっとも重要なポイントである「持っているだけで気分がアガる女性らしいデザイン」をどう実現するか。

布探しの旅は、まだまだ続きます......。(開発日記⑤に続く)

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