Vol.27 自由で孤独なフリーランスの人間関係

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就職経験がないので妄想でしかないのですが、会社員としてチームで仕事をすることに少し憧れがあります。
困ったときに助けあったり、大変な時に励まし合ったり、切磋琢磨したり、そして商品や広告など、何か良いものを作ろうと力を合わせて、達成感を共有する感じに憧れます。そして打ち上げ、とか。

イラストレーターにもいろいろなタイプがありますが、私の仕事はほとんどがカットイラスト。イラストの内容とスペースが決まってから、ものづくりの一番最後の方にやっと呼ばれるので、一緒に何かを作っているという感覚を味わえる機会はめったにありません。

会社員ならきっと面倒な人間関係に悩んだりするのでしょうが、私の場合、一期一会的なお仕事が多いので、仕事の人間関係で悩むこともありません。
たまに、コミュニケーション取りにくいな、という人がいても、その案件が終了したら、おしまいです。
一番最初の打ち合わせ以外で会うこともないので、苦手なタイプの人との仕事でもストレスは最小限です。(そもそも苦手なタイプかどうかもわからないまま終わります。)

とても気楽だな〜と思う反面、寂しいなと思うこともあります。

でも、その寂しさは、たまに同業者同士で慰め合ったり愚痴を言い合ったりして解消しているので、羨むこともないかな、とも思います。
同じ立場で理解し合える人と話す時間は大切、と改めて気づきました。

※この連載のバックナンバーはこちらからご覧ください。
←Vol.26 繁忙期の始まりはいつもキツイ案件から?
Vol.28 人目を気にする必要がない在宅業者がかいた恥
※次回の「今日も家でおしごと」は10月3日(月)更新予定です。

峰村友美

Writer 峰村友美

イラストレーター・Rhythmoon編集部メンバー
新潟県長岡市出身杉並区在住。1997年よりフリーランスのイラストレーターに。出版、広告、WEB、パッケージ等にイラストを提供。ほのぼのとあたたかく親しみやすい人物や動物などを描くのが得意。好きな食べ物はチョコとあんことパンとコシヒカリ。好きな場所は映画館と水族館。9歳差兄妹の母。
http://minetom.com/

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