No.4 在宅勤務リモートワーカーのリアルあるある5選

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みなさまお疲れ様です。クラタイクツです。今回はいつもと趣向を変えて、「リモートワークあるある」という小ネタ集をお送りします。

私はもともと10年間は普通の通勤生活をしてまいりました。その頃は正直なところ、家で働いている人というのが羨ましくて仕方がありませんでした。

とくに都心に勤務していた時代は毎朝満員電車に押しつぶされていたので、「家でぬくぬく仕事ができるとかどんな箱入り娘だバカモノ」とコケおろしたいくらいに嫉ましく思っていました。

ところが実際にやってみると、「なんだこれ」な事象がたくさん発生したのです。「会社勤めの時と全然違うじゃないか!」という憤りと、「平日日中の住宅街ってこんな感じなんだ...」という戸惑い。今日はそんなちょっとディープなあるあるネタをご紹介していきます。

あるある1・宗教の勧誘や外壁工事の営業が通ってくるようになる

一体いつどんなタイミングでばれてしまったのでしょうか? あらゆる宗教の勧誘やら営業やらが我が家に足繁く通ってきます。そして彼女たちは(彼らは)「在宅である」との確信のもと必ず2〜3度インターフォンを鳴らして呼びかけてきます。

そりゃ私だって最初は居留守を使ってかわしていましたとも。でも仕事の打ち合わせ中(チャット中)とかにピンポンピンポン鳴らされるといたたまれなくなって、すぐにでも追い払ってしまいたくなるんですよ。そうやって一度相手をすると、何かのブラックリストに載ってしまうんですかね? 次々と別のそういう方々が現れてはピンポンを鳴らすのですよ。彼女たちは(彼らは)何度仕事中と言ってもわかってくれないのですよ、なぜか。

ついに私は業を煮やしまして、もうチャットや電話が多そうな日はあらかじめインターフォンの音量をオフにしてみたんですよ。そうしたらやっぱりね、そういう日に限って来ますよね、重要な商品サンプルの宅配が。当日に「今日届くから資料作って〇〇社宛でサンプルと明日出ししておいてね」とか言われて「届いてなーーい!」と泣きを見ましたよ。

あるある2・ヘビーな顧客対応の時に限ってピンポン連打される

それでも、宗教の勧誘とか外部の人間ならまだ「仕方ない」と思えます。問題は我が家の子どもたち。すごくシリアスなクレーム対応中に限って「鍵忘れちゃった」とかでピンポンピンポン連打してきます。これが宗教の勧誘よりはるかに熱心でしつこいのです。

そして我が子は、例の宗教の勧誘が来た際にも、いとも簡単にインターフォンで相手をしてくれちゃいます。「友だちが来る約束しているから」とかなんとかでインターフォンにソッコー応対します。そして「おうちの人いる?」と聞かれて「います!」とまんまと私にキラーパスを渡してきます。「いないって言っておいて」とかいうその場しのぎはいっさい通じません。この時ばかりは立派な正直者に育てあげた自分の教育スキルを呪いたくなります。

かと言って、先ほどのようにインターフォン自体をオフにすると、我が子が自宅前で待ちぼうけになる可能性もありますので、鍵を忘れた際はピンポン1回とルールを決めています。あとは宗教の勧誘と営業には安易に対応しないことなど、これはどの家庭でもなかなか教え込むのが難しい約束事だと思われますが、一応教え込んで対処しています。

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あるある3・ランチタイムのお供がNHKの「サラメシ」になる

在宅勤務だと、ランチタイムが孤独の極みです。

通勤時代にも私は割と一人でデスクランチ派でしたが、周囲に同じ境遇の人が何人もいて、気兼ねないおしゃべりを楽しみなが食べられたものです。どちらかといえば、自分は常に決まった人とお昼を食べるというのが苦手で、いつも不特定多数の人と偶発的にランチをご一緒することが多かったです。そういった多様な方々との雑談が、自分の脳に刺激を与えてくれていたんだと今さらながらに思います。それに比べて現在のランチタイムの孤独たるや...脳みそがまるで凍結してるみたいになります。

苦肉の策として、NHKで再放送している(本放送は夜です)「サラメシ」という番組を見ながら(雑談した気になって)食べています。この番組はさまざまな職種の仕事人のランチに密着するという内容で、毎回4〜5人の一般人のランチタイムが紹介されています。週に1度しかやっていないのですが、なんなら毎日再放送してほしいくらい、この番組を「ランチの友」として仕事をしています。(そういう在宅勤務の人は結構多いと思います!)

あるある4・オラにみんなの刺激を分けてくれ!っていうか眠い!

3にも通じるのですが、とにかく脳への刺激が足りない時が多々あります。

私の仕事にはルーチンのほかに、年間3〜4回発生する大きめのクリエイティブな業務があるのですが、これがもう、一人で家でやっていると本当に行き詰まってしまいます。そもそもがクリエイティブ専従者ではないので、何かを創造するための脳ミソを駆動させるまでがたいへんです。会社勤めの時はそういうとっかかりを同僚とのムダ話や雑談から得ていたのだと思われます。しかしリモートワーカーになってからは「脳を活性化するために一緒に談笑してくれませんか」とは提案しにくいのが現状です。

他にも、現場の空気感というか、メンバーの思念みたいなものを日頃からキャッチしておき、「意向を汲む」といった方向性の探り方がオフィスではできると思います。そういった刺激を得るためだけに、ランチミーティングを頻回行ったり、チャット会議を雑談含めてやってもらったりは、しています。ですがそのうえでさらに「アイディア浮かばないからムダな雑談ください」とはとっても言いづらいのです。そして、逆に現場からは「こっちの意向にこだわらず別の視点から発想が欲しいから」と要求される始末。徐々に追い詰められていきます。

さらにアイディアが浮かばずに行き詰まっていると、脳が冬眠し始めて超絶眠くなるのです。リモートワークのやり方にもいろいろな監視方法があると思うのですが、私の場合は「眠い」を制御できる監視装置がほとんどありません。常に待機状態で、仕事を振られた時に反応できないと即バレ、のような状態です。ですので、そんな時には歌を歌ったりコーヒーを煎れたりTwitterを見たりしてモチベーションを上げています。

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あるある5・外出先でFAXを求めてくる顧客対応に苦戦する

通常は自宅常駐というのが多い私の仕事ですが、ミーティングも含めて月に2〜3度外出する仕事があります。外出する時も通常のルーチンは従事中なので、万が一にも移動中に緊急の仕事が入るとたいへんやりづらいこともあり、勤務時間前にあらかじめカフェなどに陣取りしておくことが多いです(いわゆるノマドですね)。でもそういう時に限って「FAXで午前中に返信してほしい」という紙的な(アナログな)対応案件が発生します。未だに「社内規定でFAXでレスポンスもらえなきゃダメ」みたいな業者が中小企業には多かったりするのです。

最近では便利な「電子FAX」なるものもあって、メールやアプリからFAXが送信できたりもしますが、私は未だにコンビニコピー機でやっています。タブレット端末からPDFに変換してコピー機でファックスを送るのですが、いずれにせよたいそう面倒くさいです。なぜメールではダメなんでしょうか、中小企業の担当者さん! いつも疑問に感じています。

おわりに

以上があまり語られない「リモートワーク」のリアルあるあるです。いや、これらは「リモートワークあるある」と言うよりは在宅勤務の方広く一般に当てはまる「代表的な悩みごと」なのではないでしょうか。在宅フリーランスや自宅オフィスの仕事が長い方は、すでに有用な対応策をとっておられる方も多いのでは? もし、「私はこうしているよ」と言う妙案がありましたらぜひお教えてください。紹介していきたいと思います。(Twitterアカウント@taikutu262までお待ちしております!)

今、思いついたのですが、いっそのこと、宗教の勧誘の方と軽く雑談してみるというのはどうでしょうか。初めて聞く世界に刺激を受け、着想が得られたり眠気が吹っ飛んだり、よもやランチもご一緒できるかもしれません。でもそのあと別の来訪者が次々とチャイムを鳴らしてくるかと思うと末恐ろしいです。やっぱり宗教の勧誘と住居関連の営業だけは一切相手にしないことを強くお勧めいたします。

クラタイクツ

Writer クラタイクツ

普段は在宅で商社のサポート事務をしている副業ライター。満員電車での通勤会社員時代に二人の子供を出産。復職後に育休切りに合い、派遣事務員に転職。副業をしながら2年勤務後、第三子の出産を機に専属業務委託に転向。
http://www.mamazero.com/

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