旅するファッションコラム

December 07 2016

バッグにあると便利!安全ピンを使った5つのスタイリングテクニック

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次期大統領がトランプ氏に決まったアメリカでは、多くの人たちが「安全ピン」を胸につけていると聞きます。宗教や国や性別について差別的発言をしてきたトランプ氏の勝利のあと起きているマイノリティに対する嫌がらせに対して、「自分はあなたにとって安全です」という意思表示をするために、人々が胸に安全ピンをつけ始めたのだとか。

そんな意味をもつ安全ピンは、私がいつもバッグに忍ばせて持ち歩いているもののひとつ。スタイリング上、大きな役割を果たしてくれる頼れるアイテムなんです。そこで今回は、「安全ピンを使ったスタイリングTips」を5つご紹介したいと思います。

安全ピンの5つの使いみち

1. 丈をつめる

201612_fashion_1.jpg登場頻度が高い黒のジャンプスーツ。左のように高めのヒールにあわせてちょっとドレッシーに着ることもあれば、右のようにスニーカーに合せてスポーティカジュアルで着たいこともあります。ですが、着るたびにまつり縫いするのも面倒ですよね。 201612_fashion_2.jpg そんな時は、片足2〜4ヶ所ずつ安全ピンでとめてしまいます。表から多少安全ピンが見えても足元だとそれほど目立ちません。

2. ウエストを詰める

基本的にジャストサイズにお直しするほうがよいのですが、ウエストまわりのデザインや作りによっては、アイテムそのものの値段よりもお直し代が高くなってしまうことがあります。 カジュアル服で、かつトップスをオーバーにして着るようなボトムスの場合は、私は安全ピンでウエストをとめてしまいます。

201612_fashion_3.jpgたとえば、こんなウエストにフェイクレザーが使われたパンツも、

201612_fashion_4.jpgこんな感じで、内側で左右それぞれピンで適当につまんでとめてしまいます。ピンで穴があくので、リアルレザーなど高価なものはやめておいた方が無難ですが、そうでなければこれぐらい適当でOK。

3. 胸元の開き具合を補正する

胸元が大きく開いたミッドナイトブルーのレースのラップドレス。丈感、肩の位置などはピッタリなのに、胸まわりだけ少しガバガバになってしまう、というときはありませんか?

201612_fashion_5.jpg中にキャミソールを入れて覗かせるのもアリですが、内側から安全ピンでとめて、開き具合を補正します。

201612_fashion_6.jpg基本的にはピン1つでもOKですが、動いたときにピンが外れて胸に刺さることがないよう、負荷分散のために、私は2ヶ所とめにしてます。

4. シルエットを変える

身長が低い私がバランスよく着るには少し丈が長いコクーンシルエットのワンピース。素材とゆったりしたシルエットから、そのまま着てしまうとリラックス感漂いすぎるのですが、

201612_fashion_7.jpg単純に丈つめするのではなく、内側を安全ピンで適当につまんで裾の長さを調整してしまいます。

201612_fashion_8.jpg裾から何センチのところ...と厳密に測ったりせず、気分で適当に、左右バラバラの位置でとめるのがポイント。

201612_fashion_9.jpg安全ピンで裾をちょっとだけアシンメトリーにして動きをつけるだけで、気の利いた感じに。ジャケットやストールを合わせるとオフィス仕様にもなります。

5. ほつれを仮止めする

パンツの裾のまつり縫いが切れて、ほつれてしまったとき。メンディングキットを持っていればその場で縫ってしまう方がよいのですが、日中、仕事で外出している時など、そんなことも言ってられません。ほつれの範囲が大きいと、裾がダランとなってしまい、余計にほつれが進んでいったりするので、そんな時の応急処置としても安全ピンが活躍します。

5つほどご紹介しましたが、いかがでしたか? カジュアルなシーン、またはエマージェンシーの時はぜひ試してみてください。ちなみに、フォーマルな状況では、基本的には前もっていろいろ準備しておくことがその場で出会う人に対しての礼儀になりますので、きちんとお直しに出すなどして備えておくようにしましょうね。

<今月の旅するファッション>

3でご紹介したラップドレスを着てモンテネグロのスヴェティ・ステファンにて。

201612_fashion_10.jpg

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