おもてなし乾物ごはん

December 09 2016

調味料は醤油だけ。出し殻昆布で作るおいしい昆布巻の作り方

このエントリーをはてなブックマークに追加

師走となりました。
11月末の雪で、我が家の隣の山がこんな景色に。

20161209_kosino_1.JPG周りの方に、「藤野の冬は寒いよ〜」と事あるごとに言われていたのですが、11月にこんなに積もるとは!
大人は大変ですが、娘はとても喜んで、雪だるまや小さなカマクラを作ったりそり遊び、雪合戦と楽しんでいました。

私が移転前に総菜屋をしていた頃は、この時期は息をつくのを忘れてしまうほど忙しい時期でした。おせち料理の仕込みが入ってきたからです。今年も、家族のために、少しずつおせち料理の準備を進めていこうと思います。

我が家のおせち料理は、お砂糖を使わず素材の持つ味を引き出してつくります。昔のように冷蔵庫がない時代と違って、あまり濃い味にしなくても、暮れに仕込んで三が日くらいは十分おいしくいただけるものがほとんどです。

20161209_kosino_4.JPG

今月のお教室のメニューでもある昆布巻は、出し殻昆布を活用でき、コトコト煮込んだエネルギーがとても優しい一品。年末だけでなく、普段から出し殻昆布がたまったら仕込んでおくと滋味深い常備菜となります。

出し殻昆布は冷凍庫にストックしておいて、貯まったらこちらの昆布巻や佃煮を作ります。

ごぼう昆布巻

20161209_kosino_3.jpg

<材料>作りやすい最小の分量
出汁殻昆布 12枚
ごぼう 昆布の幅×12ケ分
かんぴょう 適量
醤油 適量

<作り方>
1. 出し殻昆布は、出し殻の場合は冷凍庫から戻しておく。乾物を使う場合は、一晩水につけて戻しておく。
2. かんぴょうは濡れ布巾でふいておく。
3. 昆布でごぼう、もしくは蓮根を巻いてからかんぴょうで結ぶ。
4. 鍋に3を並べてひたひたの水を入れ、中火にかける。沸騰したら弱火にして落し蓋をし、時々水を差しなが柔らかくなるまで1時間以上茹でる。
5. 醤油を加えてさらに1時間以上煮る。

調味料は醤油だけ。長期熟成された本物のお醤油を使うとそれだけで味わい深くなります。なるべく長時間煮るのがオススメで、私は2時間ほど茹で、醤油を加えてからさらに2時間ほど煮ています。時間はかかりますが、あとはお鍋と火が勝手に仕上げてくれます。レシピの分量は最小の作りやすい分量ですが、私はだいたい倍量くらい仕込むことが多いです。常備菜として1週間くらい楽しめますよ。

おせち料理は、一年で初めてのおもてなし。最近では、お正月のおせち料理を省略する家庭も増えているそうですが、歳神様をお迎えする大切な行事として我が家では次の世代に引き継げたらと考えています。

詰め合わせを購入するのもいいですが、何品かを手作りしてお正月もおうちの味を味わってみませんか?

フリーランス応援プログラム