海外でフリーランスとして生きる

December 21 2016

ドイツと日本で働くからこそ。収入面でのリスクヘッジを考える

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ニュースをご覧になった方も多いかとは思いますが、ここベルリンで一般市民を無差別に狙った襲撃事件が発生してしまいました。亡くなられた方のご冥福を祈るとともに、負傷された方、それから遺族の方の心の傷が癒えるのを願うばかりです。

ドイツは暗い年の瀬になってしまいましたが、皆さんはどのような1年だったのでしょうか。

自身を振り返ってみると、フリーランサーとして働こう!と決めたのはちょうど1年ほど前。でも去年の今頃は何をしていいか右も左もわからない頃でした。クラウドワークスなどで簡単なライティングを請け負い始めた傍ら、知り合いのツテで「日本語を教えてみないか」という話があり、今日に至るまでライティングと日本語レッスンで生計を立てています。今回はフリーランサーの「リスクヘッジ」について考えてみます。  

副業を通じて学んだことと、リスクヘッジの大切さ

私の場合、収入がまだまだ不安定なことから日本語を教え始めました。この副業から見えてきたことは複数あります。 

まずは、精神的なこと。本業とは違う分野だからこそ、実はこれがよい気分転換にもなることを発見しました。それから、ライティングとはまったく違う職業を通じて感じたこと、学んだこと、疑問に思うことなど、すべてライティングのネタになるということです。今、こうやってこの記事を書いているのもそうですね。 

それから一番のメリットとして、「ユーロで稼げる」ということ。

現在、私のライティングのお仕事は日本のクライアントさんがほとんどで、つまりは日本円で収入を得ています。生活基盤がドイツなので、日本円をドイツの銀行に送金して生活していますが、送金手数料もかかりますし、為替変動のリスクが大きい。

この1年は比較的円高だったのでよかったのですが、為替は水物。いつどのように変動していくか誰も予想がつきませんので、やはり現地の通貨で収入を得なくては!と改めて思う結果になりました。

日本円と現地通貨での収入を

日本でも最近は「パラレルワーク」というスタイルが浸透し始め、「複数の収入源を確保しておくことによって、リスクを分散させる」という考えがあります。私の場合は日本円とユーロ、どちらでも収入を得ることがまず第一歩のリスクヘッジになると考えています。

今副業としてやっている日本語を教えるという分野を今後伸ばしていくつもりはないのですが、とにかくドイツ、およびヨーロッパのクライアントの方とお仕事をすること、ユーロで収入を増やすことを来年の目標にしています。せっかくドイツで暮らしているので、できれば現地の方とお仕事したいというのも率直な気持ちです。  

現地通貨を稼げる手段を具体的に挙げれば、フリーペーパーのライティングやドイツ企業の日本人向けのプロモーションなどを求人案内で目にしたことがあるので、そちらから始めてみるのもよさそうです。私はまだまだですが、スキルがある人で英語やドイツ語でがしがし書ける人であれば、現地のWebライター募集なんかに応募してみる手もあります。  

フリーランスに必要なことはとにかく勉強だと痛感 

言うまでもなく、ユーロで収入を得るということは、英語、それからドイツ語をもっともっと伸ばす必要があります。外国語で日常生活を乗り切る、友だちと会話する、文章を書く、プロモーションをすることはまったく違うこと。書く以前のリサーチにも語学力は必ず必要となりますので、語学力はあればあるほど役に立つスキルであることは間違いありません。私もビジネスで使う英語やドイツ語についてはまだまだ勉強中です。

フリーランスの仕事を初めて思うことは、本当に毎日勉強しないといけないということ!
やるしかないですし、どうせやるなら、できるだけ楽しみながらやっていきたいなと思っています。

最後になりましたが、今回の記事は元々はクリスマス前の美しいベルリンの様子を読者の皆様にお見せしたいと考えていました。今回はこんな風に注目されてしまったクリスマスマーケット。しかし本来の姿は、本当にきれいで、わくわくするところで、私の大好きな場所です。ちょうどそのクリスマスマーケットでの事件と聞いて、私自身とてもショックを受けています。

大好きなベルリンが一刻も早く元の姿に戻れるように、また暴力や絶望、怒りに支配されない世界が訪れるよう祈るばかりです。

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大好きなベルリンの街の風景

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