おもてなし乾物ごはん

February 15 2017

春を感じたら、さっと煮て美味しい乾物ロールキャベツ

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暦の上では、春になりました。

でも、私の住む藤野では寒い日にはマイナス8度まで下がり、湘南から引っ越してきた身には初めて体験する寒さ。マイナス3度までしか下がらない朝には「暖かい!」と思いました。寒さというのは、きっと慣れなのでしょうね。

マイナスの世界では、霜柱が5センチ以上盛り上がり、メダカの入っているかめの水の表面は凍り、木々の葉には霜がおりて真っ白。湧き水の周りが凍ってつららもできています。

そんな中、散歩をしていたら、梅の花が満開になっているのが目に飛び込んできました。どんなに寒くてもちゃんと春の準備がはじまっているのですね。杉の花粉もびっしりとついているし、庭では蕗の薹が顔を出し、直売所で、私の大好きなウドが売っていたと友人がおすそ分けしてくれました。

私が参加させていただいているビオ市でも、このマイナスの世界を生き抜いた色とりどりの野菜が出品されています。

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冬の名残の根菜は、白い大根やオレンジの人参だけでなく、赤大根や紅芯大根、黄色や紫の人参も。冬の寒さに負けない野菜たち。ほうれん草はお菓子のような甘みがのっています。にんじんも味が濃くて、これならにんじん嫌いのお子さんも食べられるのではないかと思うくらい。

キャベツや青菜など、春の野菜も少しずつ出回っています。

これから4月ごろまでは端境期で、お野菜は少しずつ少なくなることとは思います。でも、この寒さの中、新鮮な無農薬のお野菜が選べる幸せ。マイナスの世界で作業している農家さんには頭が上がりません。

まだまだ寒いから、コトコト煮込んだおかずも美味しいし、寒さで体が締まってしまうからフレッシュなサラダも美味しい。

今日は、キャベツに乾物を詰めて軽く煮込んだロールキャベツをご紹介します。

乾物ロールキャベツ

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<材料>
キャベツ(外側の大きい葉)    4枚
おから              100g
切り干し大根           10g
干し椎茸             1枚
ローリエ             1枚
にんじん(みじん切り)      2cm分
塩                小さじ1/2
ケチャップ            お好みで適量

<作り方>
1. 切り干し大根と干し椎茸は、ひたひたの水に浸けておく。
2. キャベツはさっと茹でて、芯の部分をそぎ落とす。
3. キャベツを広げて、おから、切り干し大根、干し椎茸、にんじんを入れて巻き、裏側を楊枝でとめる。
4. 鍋に3を入れ、切り干し大根と干し椎茸の戻し汁とひたひたの水、塩を入れて中火にかける。
5. 沸騰したら弱火にして蓋をし、煮きる。

干し椎茸と切り干し大根から出汁が出るから、わざわざ他の出汁を用意する手間がいりません。素朴なおからという素材をキャベツで包むとお野菜がメイン料理に変身します。

おからにお出汁と味がしみて、ほっこり優しい味わい。
煮込みすぎると繊維が残ったようになるロールキャベツも、さっと蒸し煮すると柔らかくいただけます。これからの季節はお野菜が少なくなるので、乾物をぜひ活用してみてくださいね。

疲れた胃腸に優しい味わいの乾物ロールキャベツ。ぜひお試しください。

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