とあるリモートワーカーのつぶやき

February 27 2017

No.7 リモートワークor通勤? 働き方によるメリットとデメリット

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私がワーキングマザーになってから早10年が経とうとしています。周囲の同じワーママさんたちを見ると、私のように転身を繰り返してきた人はほとんどいません。とくに認可保育園に通わせる方々は、ずっと同じ会社や仕事に就いている人がほとんどです。さらに私にはフリーランスや派遣らしき時代もあったので、なかなか珍しい体験をしているのではないかな?と今さらながらに思いました。

そこで今回はワーキングマザーとしての観点から、それぞれの働き方のメリット・デメリットをまとめてみたいと思います。

フルタイム通勤は心に余裕がない分コミュニケーションは円滑

フルタイムで通勤していた頃は、今よりも圧倒的に心と体に余裕がありませんでした。とくに通勤するのに気苦労があり、満員電車と遅延のストレスと、保育園への登園含めて往復2時間かかる移動時間が重い負担となっていました。でもその分、給料と福利厚生の恩恵は一番受けていました。仕事への責任感ややり甲斐もあり、脳も手足もフル回転でとても充実感がありました。

また、ワーキングマザーとして、もっともいろんな人に支えてもらったのもこの時代でした。職場に保育園から電話がかかってきたり、子どもから風邪をもらってしまったり、そういう臨場感(?)を肌で感じて「大変そうね」とサッと手助けしてもらえる機会も多く、コミュニケーションが今よりもスムーズでした。

もちろん今でもいろんな人に支えていただいていますが、「これをお願いしたら悪いな」と気後れすることで、まず私側の発信が遅れますし、社内の様子が見えないので誰に頼むのか判断が鈍ります。例えば、Aさんに仕事を頼みたいけど、スケジュール上、忙しそうだったからBさんに頼んだら、実はBさんの方が仕事が詰まっていて結局Aさんに回された、などがよく起こります。この時、Aさんの方が理解しやすい業務だった場合、私→Bさん→Aさんに情報伝達が行われた過程がすごく無駄だし、とてもロスが多いように感じてしまいます。

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フリーランス・派遣は保証がないけど心と時間に余裕ができる

派遣社員に転向した頃は給料がとにかく下がって仕事への裁量権がなくなり、期間の定めもあるのでモチベーションがダダ下がりしました。一方で、自分の仕事と責任をきっぱり「これ以上は背負わなくていい」と分けられたので、時間配分と気持ちの切り替えがとても楽になりました。育児との両立もしやすく、日常で子どもたちと向き合う際は今よりかなり心と時間に余裕があったと思います。

一方のフリーランス時代には、営業や雑務もすべて自分でこなしていくので「責任はすべて自分が背負う状態」になりましたが、全部が自分次第なので、これも育児との両立がしやすかったと思います。次の仕事や報酬が入る保証がない、というデメリットもありますが、その代わり、自分の「やりたい」という気持ちを優先して仕事を選択・決定することができるので、フリーランスの方が心の余裕もやり甲斐も感じられるという方も多いと思います。

リモートワークは職場を選ぶ自由も保証もあって心の余裕もある

このように書くとリモートワークがメリットしかないように思われるかもしれません。でも逆を言えば、それぞれの働き方でのメリットが少しずつないのがデメリットになります。

仕事へのやり甲斐やコミュニケーション能力は現場にいない分ちょっと劣ります。自分の仕事だけやればいい、ときっぱり割り切れない部分もあって、業務以外にどんな仕事を担えるか、常に考えて提案し続けなければ評価もされません。ある程度自分で業務を進行しながらも、常に現場に歩調を合わせなければならないのでそれほど自由に判断・決定もできません。

それらのデメリットと引き換えに、通勤ロスがなく働く場所を選べて、継続的な雇用の保証もあって、心にちょっとだけの余裕が生まれるのがリモートワークのメリットなのではないでしょうか。

まとめ

そもそもワーキングマザーにとっては、保証もあって、仕事の裁量や環境も自由に自己決定できるのが最良の仕事であるのは言うまでもありません。そのためには通勤と在宅をバランスよく選択できるのがやはり理想的だと感じます。そして何より、現状はフルタイム通勤が一番認可保育園に入りやすい、というメリットもあるように思います。

部分的なリモートワーク制度を導入している会社の多くでは、フルタイムのまま復職した後に、在宅勤務日を取得するよう申請できたりするので、入園する時の優位性は変わらないというメリットがあるようです。

ちなみに、私のような入園申請を出している段階からフルタイム在宅が決まっているような人は、自営業と同じ扱いになります。これは自治体によって異なるようですが、自営業はフルタイム通勤よりも優先ランクが下がるのが一般的です。その辺のデメリットについては、次回より詳しく書いていきたいと思います。

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