しあわせレシピを畑から

March 03 2017

田舎の保活はどうなの?子育て環境を都会と比べてみる

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こんにちは。Farm Rootsの佐藤亜弥美です。

今日は田舎の保育園事情のことを書こうと思います。田舎と一口に言っても、県や自治体の事情により保育園の環境も変わってくるとは思いますが、今回は私たちの暮らす岐阜県恵那市の保育園のことをシェアします。

田舎は保活には苦労しない

私は2歳児の息子を保育園に預けています。はっきり言いますと、私の暮らす田舎は「保活」という言葉すら必要ないんじゃないかと思えたほどでした。
私のうちから一番近い保育園は車で10分くらいのところにあるのですが、働きに出ている方であればまず間違いなく未満児(6か月から)から入園できます。
私のようなフリーランスでも、ちゃんと働いている証明があれば未満児を入園させることはわりと簡単でした。

4歳児からはもっと簡単で、たとえ専業主婦であっても16時半までの保育なら預けることができます。これは田舎特有の理由で、どの家も田畑があるので、家業は農家ということになり、「農業手伝い」と自営業風に皆さん申請しているようです。ただし田畑がない場合は幼稚園と同じ時間で14時前にお迎えになります。

ですが、年々この状況も変わりつつあります。昔はほとんどいなかった1歳以下の園児も増えてきていますし、2〜3歳の未満児のクラスは満員に近い状態になってきています。それでも、希望者は一応入園できるような状況です。これから先、一番近い保育園では入園できなくなる可能性も出てくるでしょう。その場合は少し離れた園に入園ということになります。
田舎でも働く女性が増えはじめていて、日本中でライフスタイルが急激に変わってきているのを肌で感じる今日この頃です。

「4時までに迎えに来てください」

とくに私の住んでいる恵那市は田舎ならではなのか、専業主婦がわりと多い町なのです。そんな伝統のせいなのか、いまだにフルタイム勤務をしている人は少なく、未満児クラスのほとんどの母親たちは9:00~15:00までの勤務の方が多いようです。16時前になると、保育園の駐車場はいっぱいになります。そして16時半になる前にほとんどの園児は帰っていくのです。

フリーランスマザーがよく経験されることかと思いますが、「家で仕事しているんだから、もっと早く迎えに来れるでしょ」という無言のオーラを先生たちからバシバシ感じることも多々。また、息子も16時前に他の子の母親がぞろぞろと迎えに来るので、16時半ギリギリに迎えに行くと、お友達が少なくなった部屋で寂しげに遊んでおり、さらには不機嫌です。
そんなわけで私は16時前には家を出るように心がけています。

もちろんフルタイム勤務のママは18時くらいまで預けることはできるのですが、そのハードルはフリーランスには高そうです。なぜなら「私は8:30~18:00まで働かなければならない」という証明が取りにくいからです。決算書の数字を見せて、「かなりの収入があるから忙しいのです!」という証明があれば別ですが、そこまでは私たちは到達していませんので、18時まで預けるのは難しそう。

長い目で見て、子育てをある程度優先させる

20170303_sato_1.jpgしかし9:00~16:00という時間だと、準備・片付け・合間に入ってくる家事などをしているとあっという間に時間は過ぎていきます。田舎はスローライフと思われがちですが、草刈りをしなければならなかったり、薪割りしたりと意外に忙しい。実質1日に5時間半くらいしか仕事ができていないのではと思い、実際なかなか仕事が進まず悩んだ時期がありました。料理も適当になっていきました(笑)。

でもそう夫に相談したところ、「何のために田舎にUターンしてきたの? 仕事だけでなく、家族との時間を過ごしたり、四季の料理をしたり、心の豊かな生活をするためでしょ。5時間半でできることをすればいいんじゃない?」と言われました。そうです。私は仕事を軌道に乗せることばかり考えて、大切なことを忘れていたようです。せっかく田舎で暮らしているのだから、心に余裕をもって、人生で大切なことを優先しよう、そう思い直しました。

田舎に住んでフリーランス農家として働きながら、子育てをする醍醐味といえば、やはり自然の中でのびのびと育てられること。我が息子は真冬でなければ朝8時から外に出て土で遊んでいます。また、農家ならではですが、息子は畑の中で遊んだり種まきのお手伝いなども大好き。自然への畏怖や、草花の小さな美しさをじかに感じながら育つって、今では本当に貴重なことですね。2歳のつたない言葉で「おはな、かわいいね。ぎゅ!」と花を抱きしめようとする息子には、こちらが癒されます。

3月の1品レシピ

こちらはまだ寒い日が続き、山菜はまだこれから。保存してある干し野菜、冬でも取れる白菜やニンジンなどで冬を乗り切っています。今日は暖まりたいときにぴったりなロシア風のスープ。とにかく具だくさんで野菜もたっぷり摂れるのでおすすめです。

ロシア風野菜たっぷり煮込みスープ

20170303_sato_2.jpg●材料(4人分)

ベーコン 50g

押し麦か米 大さじ3

にんにく 2片

トマト缶 1缶

たまねぎ 1個

じゃがいも 2個

にんじん 1/2本

白菜 1/6玉

大豆水煮 50g

ローリエ 1枚

干し野菜(なくても) 20g

ブイヨン 300ml

塩 小さじ2-3

胡椒 少々

オリーブ油 大さじ2

ヨーグルト 100g

●作り方

1. ベーコンは細切り、にんにくはみじん切りに、たまねぎはスライスし、じゃがいもは大きめに、にんじんはいちょう切り、白菜はざく切りに、トマト缶はつぶしておく。

2. 鍋にオリーブ油をいれ、にんにくとたまねぎを蒸らし炒めする。くたっとするまで蒸らすと甘みが出る。

3. ベーコンを入れて炒めたら、押し麦(米)、にんじん、じゃがいもの順に炒めて、トマトとブイヨン、大豆水煮、干し野菜、白菜、ローリエを加える。

4.鍋に蓋をして中火で15-20分煮込む。適宜アクを取る。

5.最後にヨーグルトを加えて塩胡椒で味を調えて完成!

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