しあわせレシピを畑から

May 08 2017

フリーランス農家が起業3年目に起爆剤として投資したこと

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こんにちは。Farm Rootsの佐藤亜弥美です。

我が家ではツバメが今年も玄関先に巣を作りました。田んぼの泥と草で作り上げた巣の中で、母ツバメが卵を温めています。毎年ちゃんと同じ場所に巣を作るのですが、こういった営みを見ていると、ツバメのなかのネットワークがあって、「佐藤さんちは猫がいるけどそれさえ気を付ければ比較的安全だ」みたいな情報交換をきっとしているのだろうな、と思います。

自然の中に身を置く生活を続けていると、人間を人間たらしめているといわれる自由意思なんて本当はないような気もしてきます。大きな自然の法則に従うしか人間とてできません。人間も野生の本能に従って生きているような、そんなある種のあきらめに似た希望が芽生えてきた今日この頃。

フリーランス農家が春までに投資したこと

さて、もう5月に入りましたね。FarmRootsではもうすぐお野菜定期便が始まります。この春、FarmRootsでは農家として起業してから3年目に入ります。それにあたり、比較的大きな投資をいくつかしました。

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1. ハンマーナイフモア

これは有機農法や、自然農法にはぴったりの農機具です。草や野菜の残渣をカッターが細かく砕いてそのまま畑にまき散らしてくれる機械です。FarmRootsでは今のところ鶏糞や牛糞堆肥を使う通常の有機農法を採用していますが、これからより安全でより自然に近い形での野菜の栽培を目指して、「炭素循環農法」という無肥料栽培に近いような農法を視野に入れています。その第一段階として、ハンマーナイフモアで草や残渣を土に完全に返す、ということから始めようと思い今回の買い物にいたりました。

2. マルチャー

よく畑に黒いビニールが貼られていることがあるかと思います。あの黒いビニールを「マルチ」と呼びますが、このマルチ、設置するのがとても大変です。昨年はクワを使って1畝1畝、農場長がマルチに土を被せて風で飛んでいかないようにしていました。でもこの作業、かなり体力を消耗します。そして手作業では時間もかかります。ということで省力のためにマルチを貼ってくれる農機具を購入しました。手作業で1〜2週間かかっていた作業が、なんと2日で終了するので、その時間をほかの仕事に使えます。これは良い買い物でした!

3. 電熱マット

昨年は苗を購入したのですが、購入苗は無農薬のものを探すのが大変ですし、自分の苗作りの技術も向上しません。ですので今年は電熱マットを使って苗作りに挑戦することになりました。本来はビニールハウスの中に電熱マットや電熱線を引いて、温かい中で苗作りを行いますが、ビニールハウスまで手が出なかったので、日当りの良い縁側に電熱マットを敷くことに。努力の甲斐あってか、レタスやキャベツの苗がすくすく育ちました。

投資をするのには勇気も要りましたが、同時にこの投資分を稼いで早くペイするぞ!という勢いにもつながります。最小の投資でやっていくのも賢い選択でしょう。とくに堅実な女性は、大きな投資ってあまり好きではないことも多々。しかし、私たちFarmRootsも3年目なので、起爆剤としての大きな投資は結果につながるものと信じて思いきってみました。

目的を見失うことさえしなければ、かならず目標は達成できると思います。今日も精進あるのみ。

5月の1品レシピ

今年は春が来るのが遅く、タケノコが今、全盛期を迎えています。山の中に分け入ると生えている、スパイシーな香りとピリリとする味の山椒の若葉(通称木の芽)をふんだんに使って、混ぜご飯を作ってみました。今の時期しか見られない木の芽。スーパーに木の芽があったら試してみてください。

豚肉とタケノコの木の芽混ぜご飯

20170508_sato_2.jpg●材料(4人分)

油 小さじ1

タケノコ水煮 1個

豚肉 80g

山椒の木の芽 10枚くらい

☆酒 大さじ2

☆みりん 大さじ2

☆醤油 大さじ3

☆ごま油 1たらし

温かいご飯 4膳分

●作り方

1. タケノコは細めの短冊切りに、豚肉は1口大に切る。

2. フライパンに油を入れ、豚肉を炒め、さらにタケノコを加えて炒める。

3. ☆を全部混ぜて、10分ほど炒め煮をする。

4. 温かいご飯に3の具と木の芽をちぎって混ぜる。

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