海外でフリーランスとして生きる

May 24 2017

【最終回】見切り発車でフリーランスに。ベルリン在住フリーランス1年目のまとめ

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1年に渡って続けてきたリズムーンでの連載も今回が最終回となります。今回は海外フリーランス1年目のあれこれをまとめてみます。 

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ベルリンの初夏ははっとするほど美しい。

見切り発車で、突然フリーランスに

リズムーンで始めてコラムを書かせて頂いたのは、去年の6月。ちょうど1年前です。最初のコラムにも書いたのですが、私は出版社で働いていたわけでも、編集者の経験があるわけでもなく、なんの経験もツテなく、フリーランスになってしまいました。ベルリンはフリーランスの率が高く、友人たちもフリーランスでやっていたことに触発されてのほとんど見切り発車状態でした。今振り返ってみると、よくやって来れたな......と我ながら思います。 

はじめは誰だって初心者

最初の頃は、どこから始めて良いのか、また営業のやり方もよくわからず、クラウドワークスで「未経験者可!」「誰でもできる!」と謳われているような1記事300円ほどの記事を、ジャンルを問わず何十本と書いていました。「好きなことを仕事にしたい!」とは言え、駆け出しのフリーランサーが最初から自分の書きたいことを書けるのは稀。低単価でも仕事を取り、地道にコツコツと続けていくことで開ける道だってあります。

低単価でもコツコツと書き続けた甲斐あって、クラウドワークス上では「認定クラウドワーカー」という1ランク上のステータスに昇格し、単価の高いお仕事も受けられるようになりました。現在はクラウドワークスなどの媒体は使っていませんが、最初はどうやったらいいのかわからない!という方にはとても良いサイトなのではないかと思います。 

自身のプロモーションおよび営業が鍵 

フリーランスの仕事は、自分で自分を成長させる必要があります。「地道に続けていれば、いつか誰かが見つけてくれる」という思いは捨て、積極的にプロモーションや営業をすべきです。メールなどのテンプレートをつくって営業をする場合でも、必ず月に一回はメール内容を見直して、「相手にどうやったら伝わるか」ということを念頭にブラッシュアップさせていきましょう。 

また営業メールに返信がなくても、落ち込まないこと。「 返ってきたらラッキー」「返って来なくても、次に行こう!」というメンタルでないと辛くなってしまいます。

挑戦することの大切さ 

最初のうちはポートフォリオも何もないので、低単価・悪条件でのお仕事も受けざるを得ないこともあるかもしれませんが、いつまでもそれに甘んじていてはだめです。今までやってきた仕事を最大限に駆使して、自分ならではの価値を発揮できる仕事を獲得していきましょう。 

これは私の1年間の反省点でもあるのですが、書きたいなと思う媒体があっても、「これは私の今の実力では無理かも...」と思い、挑戦を諦めたことが何度もあります。「実力が追いついてから挑戦しよう」という考えでは、一生書きたいことなんて書けません。

「自分にできるかな......」と思う仕事でも果敢にチャレンジすること、そうすることで、それを乗り越えた時には必ず自分が成長できるのではないでしょうか。  

自分の好きなことを発信できるツールを持とう 

仕事として、自分の書きたいことを自由に発信できるチャンスはなかなかありません。そんな時、自分のブログやプラットフォームを持っていると、媒体によって自分の文体や文章を変える必要もありません。書きたいことを思いっきり書ける!ということは、物書きにとっての夢ですし、ストレス発散にもなります。

もしくは、Noteのような「文章、写真、イラスト、音楽、映像などを手軽に投稿できるクリエイターと読者をつなぐサービス」を使ってみてもよいかもしれません。私はNoteを中心に今後は発信していく予定です。よければ、覗いてみてくださいね!

最後に:努力なくして成功なし

この一年間は、「自分にはまだまだ知識が足りない!」と思うことの連続でした。最近は、やっと本を読んだり、勉強する時間も取れてきました。フリーランスは大変ではありますが、周りを見渡してみても、楽をして成功した人なんていません。

私は、ココ・シャネルが大好きで、彼女の言葉にいつも励まされているのですが、中でも『翼を持たずに生まれてきたのなら、翼を生やすために、どんな障害も乗り越えなさい。』という言葉がとりわけ好きです。

「特別な才能に恵まれたわけではない普通の人が成功を収めたかったら、どんな障害をも乗り越える強い意志を持ち、懸命に努力せよ」と私には取れるからです。それでこそ、手にした成功がさらに輝きを増すのかもしれません。

今回でこのコラムは最後になりますが、またいつかどこかでお会いできれば幸いです。皆さま、お元気で! 

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