ペーパーかWebか? 自分に合った発信メディアの選び方

こんにちは! Rinaです。今回は「メディアを選択する」というお話です。

なにかを発信・表現したいという人は多いと思いますが、具体的にどんな方法で発信していくかをはじめから決められる人は少ないのではないでしょうか。それぞれのメリット・デメリットを考え、自分の時間、あるいは予算なども考慮しなければならないので、選択するには少し時間がかかるものです。

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今回は、「ペーパーメディア」と「Webメディア」を比較し、個人的に何かを発信・表現するときのメリット・デメリットを考えていきたいと思います。私はライター・イラストレーターなので、その二つのメディアについてお話しますが、もちろんその二つに絞る必要はありません。表現方法は無限にあるということは、忘れないでくださいね。

ペーパーとWebの大きな違い

まず始めに、ペーパーとWebには根本的な違いがあります。それは、実際に手で触れることができ、形として残るかどうかです。「それだけの違いか」と思うかもしれませんが、そこが決定的な相違点であり、自分でメディアを選択するときにも重要になってきます。
というのも、触れることのできるかたちでこの世に存在するというだけで、一つの「作品」あるいは「もの」として強く認識できますよね。実際に手元に置くことができるというのは、ペーパーの強みです。

一方、Webには、その手軽さゆえ、「タイムリーに発信できる」という大きなメリットがあります。ペーパーメディアとして形にするには、どうしても時間がかかってしまいます。例えば、私は「今のトレンドが知りたいな」と思ったとき、ファッション雑誌はチェックしません。どこかで生まれた新しいトレンドが、雑誌に取り上げられるのは少し時間が経ってからです。それを誌面で見るころには、次の流行が生まれていることがほとんどです。ファッションにおいてはとくに、ペーパーよりもWebからのほうが、よりフレッシュな情報が得られると思います(トレンド発信だけがファッション雑誌の役割ではないので、私は他の見方で楽しんでいます!)。

以上のことを踏まえ、ペーパーとWebがそれぞれどんな人に向いているのか、簡単な表を作ってみました。

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私はつい最近、Webマガジンを始めました。世界中のアート・アーティストに注目していたい、また、ライティングスキルを上げたいと思い立ち上げたのですが、メディアはWebを選びました。理由としては、気軽さと世界中の人に見てもらえるという点が挙げられます。しかし、マガジンがもっと盛り上がって、一緒に作ってくれるメンバーも見つけられたら、いつかペーパーマガジンとして発表したいなと考えています。

前回お話したような海外のWebマガジンでも、Webでの更新をメインにし、年に1~2回ペーパーで出版するというスタンスを多く見かけます。

仕事として始めるなら

また、ライターの仕事という観点からいえば、どちらの媒体のライターになりたいかというのを明確にするのはとても大切だと思います。私は誌面のライティングをしたことがないですが、以前、某アート雑誌の編集長さんとお話させていただいた際に、「ペーパーでのライティングはたった1文字を削ったり増やしたりする、そういう世界。Webよりも高度なことを求められると思う。まずはWebで経験を積むのもいいかもね」ということをおっしゃっていました。ライターになりたい! という方がもしいらっしゃったら、ぜひ参考にしてみてください。

ペーパーとWebのどちらが優れているかという問題ではありません。それぞれのメディア、表現方法にメリット・デメリットがあり、自分にとってベストなものを選択できるかどうかが重要です。

まずは自分のやりたいこと、伝えたいことを明確にしてから、適したメディアを使って情報を発信していきましょう!

Rina Namiki

Writer Rina Namiki

1993年生まれ、東京都在住のイラストレーター・ライター。2017年秋にベルリンへ移住し、フリーランサーまたはアーティストとして活動予定。アート・音楽・フードなど、さまざまなカルチャーに興味を持つ。ファッションと動物が大好き。
http://www.rinanamiki.com/

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