No.11 とあるリモートワーカーのホンネ〜業務委託って在宅勤務制度としてどうなの?〜

これまで、「とあるリモートワーカーのつぶやき」では在宅勤務に関するあれやこれやの情報を、さまざまな角度から取り上げてお伝えてきました。でも、よくよく考えたらまだ私の「つぶやき」らしいぼやきの一つもつぶやいたことがありません。そこで今回は、「とあるリモートワーカー」である私のごくごく個人的な「つぶやき」をお送りしたいと思います。

ホンネ1「通勤の頃と同じくらい働いてる気がする」

まずは、こちらをご覧ください。

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フルタイム通勤時代(時短アリ)のタイムスケジュールと今のタイムスケジュールを比較してみました。よく見ると、朝の通勤時間が家事に当てられた意外はほとんど変わりがありません。それだけでも涙が出るほど嬉しいんですが(本当に朝の1時間は働くママにとって貴重な時間です)、就労時間はほぼ同じじゃないですか? 業務内容も実はそんなに変わっていないのです。むしろ、通勤時代より今の方が自分の責任が重くなってきています。これはもちろん、業務委託のため自己完結できるようにそうなっているのですが、そのせいで空き時間が徐々に少なくなっており、稼働しなければいけない時間も残業も多くなってきました。自分の時間管理能力が低いと言われればそれまでなのですが、そちらはむしろグループウェアのおかげで向上してるように思われます。

ホンネ2「給料が安い気がする」

就労時間は通勤時代と同じなのに、雇用条件が業務委託なので給料が安い気がします。正規雇用に比べて業務委託は健康保険・所得税・年金が自己での支払いになり(私はそうなっています)、その上でさらに給与(報酬)額がもともと安かったのです。 それでも、以前は時間の融通がかなりきいたので納得はできたのですが、今はほぼ自宅でフルタイム状態です。ただ働いているのがオフィスか自宅かという違いだけ。それでも自宅で働けるメリットを考慮すれば給料くらい......と思っていたのですが、その両天秤のバランスがちょっとおかしくなってきています。

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ホンネ3「会社の人たちと距離がある気がする」

リモートワークでぶちあたる障壁としてもっともポピュラーなのが「コミュニケーション不足」だと思うのですが、仕事が増えてきた今ひしひしとそれを感じています。極力、ランチミーティングを設けたり、チャット会議をしたりと努力はしてきたものの、それらは緊急性の高い仕事に流されておろそかになりがちです。慣れとともに、あれ? 今月グループミーティング一度もやってない!? ということが起こるようになってきました。もともとリモートの場合は意識的にコミュニケーションとるようにしていかないと、日々の業務に忙殺されて容易に連帯感が遠のきます。さらに、私が業務委託ということもあり、お互い気を使ったり「こんなことまで指摘しなくていいかな」ぐらいのことならあえて伝えなくなったります。これらが積み重なると「そんなの聞いてないよ〜」というすれ違いが徐々に広がります。

まとめ

そんな感じでほころびが出てきたので少しずつ再構築しようとジタバタしているのが現状の私です。具体的には、週2〜3日は出社日を作って契約社員にしてもらおうかと現場の業務フローなどを整理中。その仕事が増えたのも多忙の要因の一つかもしれませんが、業務委託なのに現場側の業務改善も提案するのか!?(契約以外の業務もやるのか)という疑問も時に脳裏をかすめます。基本的に業務委託なのに勤怠や就労時間を管理され、契約以外の常勤業務などを指示されればそれは「偽装請負」と言います。いや、私の場合は管理や指示はされていないのでギリギリそうはならないかもしれません。時間の使い方はあくまでも私の自由であり、業務改善提案も計画作成に労力かかれば見積書と請求書出してとよく言われています。ぐぬぬ。詳しくはコチラより(外部ページ)→偽装請負ってナニ?ー東京労働局のHPー

以上、テレワーク求人の中には業務委託契約を結ぶところも増えてきていますので、参考になれば幸いです。

クラタイクツ

Writer クラタイクツ

普段は在宅で商社のサポート事務をしている副業ライター。満員電車での通勤会社員時代に二人の子供を出産。復職後に育休切りに合い、派遣事務員に転職。副業をしながら2年勤務後、第三子の出産を機に専属業務委託に転向。
http://www.mamazero.com/

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