読んで元気になるレビューサプリ

July 12 2017

自分を売り込むヒントが満載。『これ、いったいどうやったら売れるんですか?』

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皆さん、こんにちは。フォトグラファーの宇野です。
今回は私がとても勉強になったと感じるこの本をご紹介します。 『これ、いったいどうやったら売れるんですか? 身近な疑問からはじめるマーケティング (SB新書)』です。

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ざっくり言うとタイトルの通り、マーケティングについて書かれている本です。
私は恥ずかしながらマーケティングという言葉の意味すらはっきり理解していなかったのですが......。この本で言うマーケティングとは「頑張らなくても売れる方法を整理して誰もができるようにした考え方」のこと。 そして、セブンイレブンやはなまるうどん、ベンツ、きゃりーぱみゅぱみゅまで、よく見るお店や人がどうやって売れているのかが解説されています。 言われてみれば確かに!と思うことがていねいに書かれていて読みやすいんです。

例えば
・腕時計をする人は少ないのに腕時計のCMが増えているわけ
・北海道産の3万円のマンゴーが売れるわけ
・なぜセブンイレブンは狭いエリアに何店舗も出店するのか
・なぜドライビールはスーパードライだけなのか
・古本屋で儲けるには

などなど。 フリーランスの方は自分で自分を売らなければいけないので、きっと何かしらのヒントを得られるかと思います。
それを抜きにしても単純に面白い話が盛りだくさんで楽しめる本ですよ。

理想だけでは商売は続けられない

とくに興味深かったのは、とあるプリン屋のお話です。
「1個150円、1日限定200個販売の手作りプリン」が連日売り切れで大人気なのに、店長は休みもなく副業をしなければいけないほどの赤字状態だとか。「おいしいプリンを安く提供して喜んでもらいたい」という心意気は素晴らしいけれど、何か違うのでは......と筆者は思ったそうです。

それは、おいしいものをつくっているにも関わらず、利益度外視で安さを優先していること。生産者が自分1人なので200個しかつくれず、買いたくても買えないお客さんが毎日いることです。プリンそのものの価格を上げたくないのであれば、ほかで利益を得られる方法(トッピングをつける、プリン教室をつくる、レシピを売るなど)を考えたほうが良いのでは?と書かれています。 なぜなら、利益がなければ続けていけないからです。続けていけなければお客様のためにもならない。本末転倒になってしまうんですね。

これは価格設定の大切さを感じたエピソードでした。

やりたいことをやるために

私はフリーランスになって最初のうちは撮影の仕事を「いただく」という受け身姿勢でした。 でも段々と「どのあたりに売り込もう」とか、「仕事自体を自分でつくろう」という考え方になってきました。

そして個人的にも積極的に写真教室を行っています。でも正直言うと集客に苦労しています。内容も大事ですが、生徒さんに来ていただく工夫(戦略)をしなければ知ってもらえないのです。自分の強みと、写真に興味がある方のニーズ、効果的な宣伝方法。それらをもっと考えていかなければいけません。

この本を読んでさまざまなヒントを得られたので、教室に限らず取り入れていきたいです。

20170705_uno02.jpg 写真は先日お邪魔した東京の街です。
いろいろな方とお仕事の話をしました。皆さん自分がやりたいことを実現しようと前向きに働かれていて、力をもらいました。 私も頑張ります!

<この本はこんな人におすすめ>
・自営業の方
・売上をアップする方法を考えている方
・これから商売を始めようとしている方

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