大切なのは考え方〜『佐藤可士和のクリエイティブシンキング』

みなさん、こんにちは。フォトグラファーの宇野です。急に涼しくなって一気に秋が来たような感じがしますね。
読書の秋と言うにはまだ少し早いですが、今回はこの本をご紹介します。『佐藤可士和のクリエイティブシンキング (日経ビジネス人文庫) 』です。
170905uno01.jpgアートディレクター・クリエイティブディレクターの佐藤可士和さんが、仕事をする上で心がけていること、大切にしていることが書かれています。
佐藤さんと言えばSMAPのアートワークやユニクロ、セブンイレブンなどのトータルプロデュースで知られていますが、そういったお仕事の中での「気づき」も書かれていて面白いですよ。

この本で言うクリエイティブシンキングとは「創造的な考え方で問題を解決していくこと」を指します。プレゼンテーションでの伝え方や、部下やチームメンバーをまとめていく方法、課題を解決するための視点の見つけ方など。クリエイティブな仕事に限らず、どの業種にもあてはまるヒントが満載です。

前提を疑ってみる

クリエイティブマインドを磨くために、佐藤さんが1番重視しているのが「前提を疑うこと」だそうです。常識や慣習に疑問を持ち、様々な角度から観察・検証してみる。例えば商品開発でAとBという別々の商品があった時に、それぞれを良くするだけでなく「両方必要なのか? AとBが合わさったものがなぜないのか?」と考えると新商品が生まれることもある、という風に。 (ただ、疑った上でやっぱり今まで通りが良いということもあります)

皆自分がやっている仕事やそのジャンルでの慣習に、知らず知らずのうちに縛られていると思います。逆に言えば、当たり前にやっていることが実は特殊なスキルだったり、それを知りたい人がいる、ということもあるのではないでしょうか。 私も他業種のアイディアは思いつくのですが、自分のことになると頭が固くなりがちです。そこも「思い込みなのではないか?」と疑うことが大事なんですね、きっと。

大事なのは「根本」

佐藤さんは「スキルアップのためのハウツー本はたくさん出ているけれど、最も効果があるのは根本の考え方を変えること」と言っています。「そもそも」「何のために」を考えると、取り組む上での意識や、具体的な行動も変わってくるからです。これは人を指導するときにも役立つことだと思います。

例えば、フリーランスで仕事をしている人はなぜフリーを選んだのかを考えてみるのも良いと思います。やりたい仕事をするためか、生活スタイルのためなのか。これから何のために、どういうことをしていきたいのかなど。 それによって仕事の選び方や、身の振り方が変わってくるのではないでしょうか。 と言いながら私も今まさにそれを考えているわけですが・・・。

他にも佐藤さんの休日の過ごし方や趣味の事なども書かれていて、いろいろなところからアイディアが生まれているのがわかります。仕事以外の時間の使い方という面でも参考になると思いますよ。

170905uno02.jpg今日の写真は根本ということで、北海道の写真です。
地元とは言え広すぎて知らないところが多いので、先月帰省ついでに1人旅をしてきました。
写真を始めた頃のことも思い出しましたし、無心でシャッターを切れた贅沢な時間でした。

充電できたので、今月からまた頑張りまーす!

<お知らせ>

今週末、9月16日(土)〜18日(祝)に、大阪の中之島でクラフトビールのイベントが行われます。 18日に、私、宇野が写真のワークショップを開催することになりました! スマホ講座とデジカメでの人物撮影講座です。昼前から夕方まで何回かに渡って行います。大阪近郊の方は良かったら遊びにいらしてくださいね。

イベント情報はこちら→ https://www.facebook.com/craftbeerpicnic

宇野 真由子

Writer 宇野 真由子

1979年生まれ。北海道出身。ビジュアルアーツ大阪校写真学科卒業。
写真専門ギャラリーでの勤務を経て、沖縄に移住。撮影会社にてブライダルを中心とした人物撮影や商品撮影等に従事。2015年秋に大阪へ戻り、フリーランスとして活動開始。撮影以外にも、写真教室・ワークショップ等、写真の楽しさを広める活動も開催している。
http://unophotoworks.top/top/

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