一人でお泊まりトライアル

東京在住の核家族、近所に頼れる親はなし。
里帰り出産も、呼び寄せもせず、
子供が生まれてからこのかたずっと、
家族3人がデフォルトだったわが家。
現在4歳の息子は、親と離れて一晩過ごす、
という経験がありませんでした。

夫のお母さんはすでに他界しているし、
私の両親も盆と正月に数日会う程度だったので、
祖父母に面倒みてもらう、という経験もほぼ皆無。

田舎に拠点を置くとなっても、仕事の都合もあるし、
べったり滞在できるわけではない。
息子には、親が不在でも、じじばばの元で
問題なく過ごしてもらわねばならない。
ゆる疎開に向けた、最初のハードルはこれでした。

そんな折、私に2泊3日の出張の話が舞いこみました。
いつもならベビーシッターさんを手配し、
あとは夫に託して行くのですが、
今回は出張がゴールデンウィーク明けすぐという
スケジュールだったこともあり、
連休をまるまる実家で過ごし、そのまま息子を置いてくる、
というプランにしました。

事前に軽く本人に打診したところ、意外にも
「一人でお泊まりできる」
と言うではありませんか!
(もちろん、機嫌のよいところを見計らっての打診です。
わが家の場合、「オレ」という一人称が出るときは
かなり自信にあふれているサインなので、それを見逃さず。)

言質をとったところで保育園の先生にもアナウンスし、
「えー、Kくん、すごい!」
と言わせて後にひけない状況も作りつつ。

いざ、初一人お泊まり~!
それまであまりなつかれていなかったじじばばも、
不安と緊張を抱えての孫との蜜月期間へ突入。

出張を終えて迎えに行くと、ほんの少したくましくなった息子と、
すっかりなつかれて嬉しげなじじばばの姿がありました。

勝手なことを言うようですが、
環境の変化は人に成長をもたらすのだな、と実感。
一歩、妄想が現実に近づいた瞬間でした。

228194_207324332634639_100000712225107_610316_52830_n.jpgゴールデンウィークに行った菜の花畑で