事件簿34 女性フリーランスのプライバシー対策

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アンケート結果発表!

Q. 戸籍上の本名で活動していますか?

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Q. 上記の質問で「いいえ」と回答した方は、その理由を教えてください。

外に向けて名前付きで発信する機会が非常に多くなるので(サイト、ブログなど)、本名は避けたいと感じ、屋号+名前だけで活動しています。(30代・ライター)

取引先に結婚をしたと報告をすることに少し抵抗があったのと、仕事とプライベートを分けられると思ったので。(30代・Webデザイナー)

戸籍上の名前で活動していたが、途中で改名したので、それ以来、社会的活動を行う場合は改名後の名前を使用。(40代・開運デザイナー)

結婚前の名前で仕事をしていた頃からのつながりが多いので、そのまま使っています。(30代・Webデザイナー)

将来万が一(離婚)の時面倒だろうと思うので旧姓を残しておきたかった。(30代・イラストレーター)

名字は同じですが、名前はひらがなで表記しています。以前は戸籍上の本名でした。変えた理由は、ひらがなのほうが堅苦しくないから(防犯上の対策ではない)。(40代・ライター)

旧姓で仕事を始めていたので、結婚を理由に途中で名前を変えるのが面倒だった。旧姓でも、下の名前を漢字でなくカタカナにしているので、プライバシーに対する少々の安心感もあります。(30代・ライター)

Q. 名刺に記載している情報は?(複数回答可)

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Q. メールの署名に記載している情報は?(複数回答可)

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Q. プライバシーを守るために行なっている対策があれば教えてください。

■名刺
・名刺を渡す相手によって、住所明記の名刺と住所無しの名刺を分けて使用している。相手がきちんとした会社に勤めていて身元が解る人や、女性の編集者さん、何度もやり取りして信頼のおけるクライアントなどには住所ありの名刺を渡している。

■SNS
・子どもやプライベートな情報をFacebookなどで安易に公開しない(スポットも使用しません)。
・住まいのエリアがばれないよう気をつけています。(例えば、ツイッター等で◯◯線に乗っている、◯◯スーパー行ってきたなど特定できそうなものは濁した言い方をしたり、住まいが特定されそうな写真も控えています)
・SNSなども旧姓で登録している。
・長期不在するときに、ツイッターなどに詳しい日程は書かないことにしている。

■ブログ・HP
・ブログには本名を記載しない。
・HPをご覧いただいた方から初めてメールで問い合わせを頂いた時、直接仕事につながらなさそうな相手や信用度が低い相手にはメールの署名の住所や電話番号は削除して返信する。メールでやり取りしているうちに大丈夫と思えば伝えるようにしている。
・Web上にはメールアドレスと住所は掲載していない。
・営業用のホームページでは、自宅兼事務所のため詳しい住所は載せないようにしています。
・ネットで知り合った方とお仕事する際には、ハンドルネームを使って活動しています。
・携帯のアドレスは記載しない。今はフリーメールで対応している。
・住所は契約した方にしか公表していない。お問い合わせできたメールには電話番号を削除した署名にしている。

■その他
・住所など自宅を特定できる情報や携帯番号は、仕事のつながりがきちんとできている人だけに明かす。
・本名で仕事をしない。
・マンションでは集合ポストの表札に屋号を入れてはいけないという契約になっているので、名字しか記載していません。
・個人事業主でも、屋号に「~事務所」とつけている。本名の漢字をカタカナに変更している。

まとめ

今回のアンケート回答者の中には、プライバシーの侵害被害を受けた方はいませんでしたが、SNSやブログがここまで普及している今、誰に向けて、どこで、どこまで個人の情報をオープンにしていくか、という基準を自分の中でしっかり持つことの大切さを改めて実感しました。みなさんも、ご自身の状況を一度振り返ってみてはいかがでしょうか?
(文・オノリナ)

峰村友美

Writer 峰村友美

イラストレーター・Rhythmoon編集部メンバー
新潟県長岡市出身杉並区在住。1997年よりフリーランスのイラストレーターに。出版、広告、WEB、パッケージ等にイラストを提供。ほのぼのとあたたかく親しみやすい人物や動物などを描くのが得意。好きな食べ物はチョコとあんことパンとコシヒカリ。好きな場所は映画館と水族館。9歳差兄妹の母。
http://minetom.com/

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