事件簿42 ギャランティの決め方・交渉テクを教えて!

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アンケート結果発表!

Q. 約7割の方が「自分で基準となる料金・ギャランティを決めている」と回答されました。どのようにして決めたのかを聞いてみました。

過去にいただいたギャラ実績、人から聞いた相場、ネットで公開されている情報から相場感をリサーチ。基本となるギャランティを決めておき、仕事の難易度などに応じて増減するようにしている。(30代・ライター)

同職の先輩たちの金額を参考に。(40代・映画美術デザイン)

はじめは、提示された金額で。相場感がわかってきた頃からは、「この仕事に自分はこれくらいは欲しい」というのも加味して提示するようになった。(30代・Webプロデューサー)

相場を考慮して、これ以下では請けないという最低価格を決めていたが、デフレで単価がどんどん下がり、断ってばかりになったので最低価格を引き下げた。
(30代・イラストレーター)

始めたばかりの頃、取引先には決めておいたほうがいいよと言われましたが、なかなか決められず取引先に決めてもらってしまいました。でも、今後はこれが基準になるかなと。(30代・ジュエリーデザイナー)

Q. 約9割の方が値上げ交渉の経験者。その時のエピソードをお聞きしました。

最初は先方の言い値で仕事をしたが、実際にやってみると労力との割が合わなかった。次回、リピートで仕事が来たときに、労力とギャラのバランスが悪いことを話し、「可能であれば●●円ほしい」と交渉。少し考えさせてと言われたが、結局こちらのお願いした価格になった。反面、当初よりも依頼される仕事量が減ったが(前の安いギャラでもOKといってくれる外部スタッフを採用したらしい)、ギャラが上がったぶん少ない労力で同額程度稼げるようになったのでよし、と考えている。(30代・ライター)

同クライアントでなく、別クライアントのときにあたかもいつもそうしているかのように金額を出しました。普段からその金額で仕事をしているように見えたようで問題はなかったです。(30代・イベント企画制作プランナー兼運営ディレクター)

納得のいかないフィーを提示された時。交渉してたとえ受け入れてもらえなくても、「自分としてはこのお仕事はこれくらいの価格で受ける」という意思表示をすることは大事だと思う。(30代・Webプロデューサー)

依頼が来た時点で、提示された料金がこちらの希望価格よりもかなり安い場合、希望価格に近づくように交渉しています。(30代・イラストレーター)

自分の金額どころか、相場よりかなり低い設定だったので交渉しました。ここ数年の不景気や、作品ごと毎回、すんなり行くことは少ないです。希望額に届く時、届かないけれど相手の誠意を感じられる、次回も仕事したいときは納得します。
まったく不誠意で、失礼な相手もいます。そういう方からの仕事はニ度とやりませんが、そのせいでしょうか?仕事減ってきてしまっているかもしれません。若い時は相当強気でしたが、今は渋々良い方へ考えようとしてはいます。(40代・映画美術デザイン)

まとめ

自分で基準を決めておいて、しっかり交渉するのが大事ですね。増税分についても、リョウコさんのようにしっかりと請求していきましょう。(文・オノリナ)

峰村友美

Writer 峰村友美

イラストレーター・Rhythmoon編集部メンバー
新潟県長岡市出身杉並区在住。1997年よりフリーランスのイラストレーターに。出版、広告、WEB、パッケージ等にイラストを提供。ほのぼのとあたたかく親しみやすい人物や動物などを描くのが得意。好きな食べ物はチョコとあんことパンとコシヒカリ。好きな場所は映画館と水族館。9歳差兄妹の母。
http://minetom.com/

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