事件簿44 【最終回】知人・友人からの仕事依頼、どうしてる?

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アンケート結果発表!

Q. 友人・知人から依頼されて仕事をしたことがありますか?

知人(プレス)から某ブランドのPR用文章制作の依頼をされたことがあります。個人事業主で取引口座を開設できないため、値段交渉および見積もりは広告代理店を間に入れて行いました。知人は値段の相場感を知らないため、けっこう値切りが厳しかった!トラブルはなし。(30代・ライター)

友人から仕事先を紹介されたことがあります。
雑誌記事の執筆でしたが、当時、思いがけず高額な案件だったので、喜んで仕事に取り組みました。納期が厳しかったのですが、その記事を書いたことで自分の中で「ライター」の自覚が生まれたのでとてもいいきっかけになりました。
特にトラブル等はなく、一度お会いしてお互い人となりがわかっていたのが良かったと思います。(30代・ライター)

Q. 料金など交渉しづらい友人・知人からの仕事について、プライベートと仕事の境界線をうまくひくコツ、決めておいた方がよいルールは?

契約期間をあらかじめ決めておく。知人の場合は、もめると根深いので最初は短めのお試し期間にして、期間終了後にミーティング、不満を解消しやすい環境にする。もちろん、この仕事イヤだな、と思ったら契約更新なしにもできる。(30代・ライター)

お金については、まずはご予算を伺う形で確認するのが良いかなと。あまり言いたくなさそうであれば、こちらから提示するようにしています。もし、既存のメニュー表やホームページがあれば、実際に割引するかどうかは別として、参考情報としてそれをお示ししてもいいと思います。(40代・講師)

予め自分が負担に感じすぎない、知り合いだからのサービス料金を決めておくとか、あるいは、いただく金額の割引はしないけど、施術時間を長くするとか、ちょっとしたおみやげが付いているというご案内をするのもアリかと思います。(40代・アロマセラピスト)

料金は仕事依頼が来た時に確認すること。また、金額の提示がなければこちらから必ず質問するようにしています(ボランティアでという依頼もあるので)。依頼以上のことを要求されたら、その時に、はじめ提示された金額内のことになるか確認する。自分にとって納得がいかなければ理由をきちんと述べて断る勇気も必要。(30代・ライター)

クライアントとは、最低限の礼儀をもってメールや電話などの連絡を取り合うことは必須。仕事上で、なあなあになるのはできるだけ避けるように心がける。(30代・ライター)

Q. クライアントとの距離の取り方で気をつけていることがあれば教えてください。

仕事の時は仕事モードの態度に切り替える。友達でも敬語を使うとか、なあなあにならないように。(30代・ライター)

お金のことを話し合う時は、喜怒哀楽の感情を表に出さず、落ち着いてさらりと話す。できない金額には、できませんという旨、理由を含めて説明する。(30代・ライター)

仕事の場では、相手は知人・友人ではなく「お客さま」であることを意識するようにしています。ですので、例えばThank you ハガキや年賀状、季節のご挨拶状やキャンペーンハガキは、仕事上のお付き合いの形で(他のお客さまと同じように)出すようにしています。(40代・アロマセラピスト)

仕事をする「仕事人」としてどう振る舞うかを考えて行動すれば、恐らく問題はないと思います。クライアントが友人や親しい間柄であることで仕事に対する態度が変わってしまうのは、いかがなものかと思います。仕事とプライベートはきちんと線引した方がお互い、トラブルが減るのではないでしょうか?(30代・ライター)

Q. 仕事を上手に断るコツや、価格交渉のポイントがあれば教えてください。

「スケジュールの調整ができない」と伝えるのが一番カドが立たないように思う。(30代・ライター)

価格交渉は、値段に対してできること、できないことを明確にしておく。安い値段ならここまでやるけどこれはできない、とか。クオリティを下げても値段重視の依頼は断る。(30代・ライター)

対応可能な選択肢をいくつか用意して、先方に選んでいただく形にしています。ご自身の選択であれば、あとから文句は出にくいので。(40代・アロマセラピスト)

選択肢以外の対応を求められたときは、お示ししたものと比べて、この点が対応できないとか(ときに法律に抵触する場合もあったりするので)、その料金では難しいなど、理由が相手に具体的にわかるようにご説明して、ご納得いただくように努めています。(30代・講師)

キャパオーバーな時は素直に理由を言ってお断りしています。その時に、受けたい仕事だったことと、ぜひまた機会があればご連絡くださいとひとこと入れています。それで後々問題になったことは今までありません。誠意ある態度であれば相手も納得してくれると思います。(30代・ライター)

まとめ

アンケートでは、トラブルはないという方が多く、実はちょっと意外でした。上のイラ子さんの例のように、軽く依頼されたときには、まずメニュー表やホームページをお知らせしてみて、相手の本気度をみてみるのがよいかもしれません。(文・オノリナ)

最終回のご挨拶

まもなく予定されているRhythmoonのリニューアルに伴い、「フリーランスマザーのあるある事件簿」は今回が最終回になります。
あっと言う間の3年半でしたが、これまでたくさんの方にアンケートにご協力いただきまして、本当にありがとうございました!
女性フリーランスならではのリアルな声を集めることができたのではないかと思います。
リニューアル後も、バックナンバーはいつでもご覧いただけますので、気になるテーマがありましたら、たまに読み返してみてくださいね。

そして、来月からは新連載(タイトル未定)をスタートする予定です。
フリーランス生活17年、イラストレーター・峰村友美の個人的な視点でのあるあるネタをゆる~くお届けする予定ですのでお楽しみに! 今後ともどうぞよろしくお願いします。

峰村友美

峰村友美

Writer 峰村友美

イラストレーター・Rhythmoon編集部メンバー
新潟県長岡市出身杉並区在住。1997年よりフリーランスのイラストレーターに。出版、広告、WEB、パッケージ等にイラストを提供。ほのぼのとあたたかく親しみやすい人物や動物などを描くのが得意。好きな食べ物はチョコとあんことパンとコシヒカリ。好きな場所は映画館と水族館。9歳差兄妹の母。
http://minetom.com/

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