第1回 家事を効率化するための「ECRSの原則」

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"The Office(at home)" by Fabio Bruna via Flickr

はじめまして。中小企業診断士の津田まどかです。

私は、2010年1月の独立以来、主に中小企業やフリーランスの方の経営サポートをしています。 現在の私は、結婚・出産を経て、6カ月の娘の育児をしながらワーキングマザーとして活動をしています。フリーランスという立場は、ライフステージに合わせた柔軟な働き方がしやすいというメリットがあるものの、育児をしながら仕事をするにはタイムマネジメントなどの工夫が必要です。

そこで、ちょっとした工夫で、仕事と家事・子育ての両立をしやすくする方法として、普段私が仕事で使っている思考ツールや戦略フレームワークを、日常生活に応用する方法を5回に渡ってレクチャーしていきます 。

家事の時短化を徹底しよう!

工場などの生産現場は、「低コストかつ短期間で、高品質な製品をつくる」という課題を抱えています。その課題を解決するために、「ECRSの原則」を使って工程改善を検討するという方法があります。 ECRSの原則とは、E(なくせないか)、C(一緒にできないか)、R(交換できないか)、S(簡素化できないか)の4つの視点で作業の効率化を図るものです。この手法は、製造現場のみならず、事務仕事や家事にも応用することができます。 以下に、ECRSの原則を使って、家事の時短化を図る具体例をご紹介します。

ECRSの原則具体例
E(なくせないか) Eliminate ・毎日の雑巾がけを2日に1回ペースにへらす
・形状記憶シャツを使用しアイロンがけをなくす
C(一緒にできないか) Combine ・家族ばらばらだった朝食の時間を一緒にする
・食後に使用済の食器をシンクに下げるタイミングで洗う
R(交換できないか) Rearrange ・食材の調達をスーパーへの買い出しからネットスーパーの宅配サービスに変更する ・風呂掃除を夫や子供にまかせる
S(簡素化できないか) Simplify ・半加工調理品を活用して調理時間を短縮する
・洗濯物を干したハンガーごとクローゼットに掛けて収納する

私自身も、出産後まもなく仕事のボリュームを増やすにあたって、以下のようなことを取り入れて実践しています 。

・洗濯洗剤を無添加のものに切り替え、赤ちゃんの洗濯物の別洗いをやめる(E)
・朝食や昼食をつくるタイミングで、夕食も一緒につくる(C)
・銀行ATMに出かける代わりに、ネットバンキングを活用(R)
・離乳食は手作りにこだわりすぎず、ベビーフードを併用(S)

ポイントは、E→C→R→Sの順で検討することです。
まずは一つだけ、みなさんが日常の家事の中で時短できるものを見つけて、実行してみましょう。

つだまどか

Writer つだまどか

元ネイリストの美容業界専門経営コンサルタント。中小企業診断士。
ネイリスト時代の1万人以上の接客経験と5年連続売上・利益ともに二ケタ成長させたマネージャー時代の経験を活かし、中小企業経営者やフリーランス向けにコンサルティング、講師、執筆活動を行っている。
http://ameblo.jp/tiara-madoka/

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