【新連載】フリーランスとしてフィンランドで暮らす

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今月から、「世界から届く多様な生き方のヒント(フィンランド編)」を担当することになりました藤原斗希子です。

日本では、海運業界での会社員、CSR(企業の社会的責任)やサステナビリティレポートに関する業務アドバイザー、社内翻訳者を経て、フリーランサーに。結婚を機に、フィンランドへ移住しました。

移住したきっかけは単に人生の伴侶がフィンランド人だった。それだけの理由でした。それまではフィンランドの「フィ」の字も知らず、唯一学生時代に北欧の福祉国家について少〜し読みかじって、こういう社会もあるんだと頭の片隅にあるぐらいでした。

そういうわけで私自身がニュートラルな状態でこの地に住み始めたお陰で、多様な視点でフィンランドという国を見ることができて、今ではむしろそれを日々の発見として楽しんでいます。

そして今の時代、どこにいても自分の仕事ができる。そんなことを移住前から考えていました。実際移住してみて、ここでは仕事と子育ては比較的に両立しやすいと感じながら、自分なりの生活スタイルを発掘中です。

フィンランドでは、フリーランサーであっても企業勤めであっても求職中であっても、みな平等。例えば育児休業や保育園入園などの条件も全て同じ(収入額に拠って補助金額 の違いがあるものも多少ありますが条件は同じ)。

このような平等な社会システムの中で私自身の経験を通じて、「個」として働くことや育児との両立などについて色々と発信していきたいと思います。

さて、第一回目の今日12月6日は、フィンランドの独立記念日です。

1917年の今日、お隣の大帝国ロシアから独立および完全な自治宣言をして今年で97年目。え!? 独立してまだ100年も経っていないフィンランド共和国!

日本とほぼ同じ面積(フィンランド(芬):およそ33万㎢、日本:およそ37万㎢)でありながら、人口は日本の約20分の1(芬:約543万人)。人口密度に至っては、16人/㎢ (日本は337人/㎢)。

このような国土から、シベリウス、ムーミン、NOKIA、Linux、ファッションデザインのマリメッコやインテリアデザインのイッタラなどが生まれ、最近ではイクメン、ネウボラと社会システムにまでおよぶ注目を集めている、小国家フィンランド共和国!

そして数々の研究結果の上位ランキングに必ずランクインされ(例:「OECD生徒の学習到達度調査(PISA)」「世界男女格差指数」「お母さんにやさしい国ランキング」など)、つい1週間ほど前には、同性婚が合法になるなど、多様性のある国家を目指してまだまだ発展途上にあるフィンランド共和国。

というわけで、そんな国に移住した実際の暮らしぶりやフィンランドからみた日本についてなども含めてこのコラムで発信していきたいと思います。

どうぞよろしくお願いします!

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最近、日本でも密かに人気のあるフィンランドの伝統的なクリスマス(ヨウル)の装飾品、ヒンメリ(Himmeli)(左)。

藤原斗希子

Writer 藤原斗希子

CSR(企業の社会的責任)/Sustainabilityに関するリサーチャー兼アドバイザー。2013年より在住。現在、フィンランド人の夫と育児中。
リズムーンでは、「世界から届く多様な生き方のヒント(フィンランド編)」にて、現地の暮らしぶりやフィンランドからみた日本についてなどを連載中。
ホームページ:「今と未来のあいだ」https://actokin.com/

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