どんなときに使う? 顔文字・絵文字の効果的な使い方

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"Smiley" by Rudolf Vlček

みなさんの携帯やスマホの中には、いくつのチャットツールが入っているでしょうか? チャットツールは、国内・外で流行りが違うので、海外に家族や友人がいるような場合は、複数のチャットツールを使いこなす必要があり......、どうにか統合できないものかと思う今日このごろです。

さて、友人とチャットをしていると、短い文が続き、時に「あれ、これじゃぁそっけなく取られるかな?」と気を使うことがありますよね。そんなときに便利なのが顔文字や絵文字です。

英語に顔文字はあるの?

英語にも、もちろん顔文字はあります。ただ、その見せ方が日本語とは少し違っています。
日本語では「描いてある通りに見る」のが基本です。
たとえば、こんな感じですね:(^O^)/
ちょっと長くなっても縦横変わりません。ヽ(*´∀`)八(´∀`*)ノ

ですが、英語では絵をに90度傾けて見る、つまり横に見るのが主流となっています。150429_catchpole_typing.jpgこのルールを使ってほかにも顔文字があります。

;) :( :O =D :P =P

眉付き
':( ,:( :..( ':O

鼻付き
:-) ;-)

物 (ハートとバラ)
<3 -<-<-@

自動変換で表示される「emoticon」

スマートフォンなどでおなじみの絵文字は、実は日本発のもので、英語でもそのまま「Emoji」と呼ばれているのをご存知ですか? (参考記事:「日本の絵文字(emoji)が世界で流行?(アルク:語学力アップブログ)」)最近は、文字列を入力すると自動変換でアイコンが出るようになっていますよね(ただ、これは機種やアプリによるかもしれませんので、メールなどでは上記で紹介した顔文字で表情が表されていることもまだ多いです)。次の例は、Googleハングアウトでチャット機能を使う場合です。

入力する文字 表示されるアイコン
:3 150429_catchpole_cat.jpg
:(:) 150429_catchpole_pig.jpg
:(|) 150429_catchpole_monkey.jpg
-<@% 150429_catchpole_bumblebee.jpg
}:-) 150429_catchpole_devil.jpg
<3 150429_catchpole_heart.jpg
</3 150429_catchpole_brokenheart.jpg
>.< 150429_catchpole_wince.jpg
:* 150429_catchpole_kiss.jpg

この喜怒哀楽を表す感情(emotion)とアイコン(icon)を合わせ、英語ではemoticonと呼ばれています。LINEにある「スタンプ」のようなものや、FacebookのメッセンジャーやGoogleハングアウトなどでは「sticker」と呼ばれるものがあります。

日本語では「スタンプ」はハンコのつもりなのかもしれませんが、英語でstampとは「切手」のことになります。対して、英語では「sticker (=シール)」とは面白いですよね。

顔文字や絵文字はどんなときに使う?

ところで、日本語でも英語でも、顔文字や絵文字を使う理由は「言葉では表せない微妙な気持ちを表したいときに使う」という面では同じかと思います。たとえば、自分が出したメッセージへの返信、その御礼を送ったあとに、さらに返信が来た、などというとき、「またテキストを送るのはどうかな...。相手にもまた返信しなくちゃという気にさせるかもしれない...」。そんなときに絵文字は大変有効です。
Facebookの「いいね!」アイコンのような感覚で、気軽に送ることができ、送られた方も返信をしなくても大丈夫かも、と思えるわけです。

仕事でも使っていいの? 絵文字を使うときの注意点

ときどき「絵文字は仕事でも使えますか?」と聞かれることがありますが、これはものすごく分かれるところです。会社によっては、社内外の連絡をメンバー制のチャットツールのようなものを使用していて、「ありがとうございました」の返信で「いいね!」アイコンのようなものが返ってくるところもあります。

これについては、企業文化、担当者の人柄、年齢、付き合いの程度などを十分考えた上で使用する・しないを決めるのがいいでしょう。

ボーダレス・マインドで行きましょう。

ホームサムネイル:"smiley dice" by Leo Reynolds

キャッチポール若菜

Writer キャッチポール若菜

映像翻訳者
イースト・カロライナ大学 音楽学部を卒業後、外資系企業のマーケティング業に約8年間携わり、現在ではフリーランスで字幕翻訳、エンターテイメント系通訳業に従事。親族全員で5カ国の国籍が集まるインターナショナルな家族を持つ。リズムーンでは、「英語でつかむボーダレス・マインド」を連載中。
http://www.nlc-jp.com/

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