第2回「子どものペースにふりまわされて、時間にルーズになりがちです」

日頃から、会社社長やフリーランスが抱えるお悩みや問題を解決するためのアドバイスを行っている経営革新の女王ティアラが、その豊富な経験から働く女性のお悩みに本気でお答えします。

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こんにちは。中小企業診断士の津田まどかです。

先日、1歳半の娘が突発性発疹にかかりました。湿疹が落ち着いてきた頃、全身じんましんになり、続いて流行中のヘルパンギーナになりました。その間、私は平日の外出予定をすべてキャンセルせざるを得ず、仕事関係の方々にもご迷惑をかけてしまいましたが、皆さん本当に温かく対応してくださって胸が熱くなりました。小さな子どもを育てながらの仕事は、周りの人があってこそ成り立っているのですね。

さて、今回頂いているお悩みです。

ご質問:「2歳の息子を育てつつ、フリーで仕事をしています。たまに、打ち合わせなどで息子を連れて会社訪問をすることがありますが、先方との約束時間を守れないことがしばしばです。イヤイヤ期の息子に、どうやって言って聞かせればよいのでしょうか?」(30代・ライターM美)

ティアラの回答: フリーランスは、信用第一です。どれぐらい前倒しで行動すれば確実に時間を守れるか、シミュレーションしてみましょう。

信頼残高は大切に!

小さな子どもを抱えながら仕事をしていると、1日のタスクがスムーズに進むことなんてほぼありませんよね。仕事と育児の両立は大変ですが、そのような環境にあってフリーで仕事ができていること自体恵まれています。しかしながら、周りにあまえすぎてはいけません。なぜなら、フリーランスにとっての人間関係は、信頼ありきで成り立っているからです。大前提として、ビジネスに関するアポイントについては、遅刻やドタキャンはご法度です。もし、取引先の方が子連れワークに大変理解があり、1度や2度の遅刻が許されたとしても、目に見えない形であなたの信頼残高が徐々に減ってしまっていることは心得ておきましょう。

コントロールできることとできないことを、明確に区別する

私は、子どもを理由に約束をキャンセルしたりリスケしたりするには、条件があると考えています。その条件とは、私自身ではコントロールできない理由であることです。例えば、子どもの突然の高熱や病気などは、コントロールできることではありません。一方で、子どもがぐずったり言うことを聞かなかったりすることは日常茶飯事で、想定内のことです。

ですから、子どもが思い通りに動かない、言うことを聴かないことを前提にスケジュールを組むのです。私の場合は、子連れで電車移動する時、1時間前行動を実践しています。1時間前倒しのスケジュールであれば、気持ちの余裕もできますし、たいていのトラブルには対処しながらも約束の時間を守ることができます。スムーズに待ち合わせ場所や訪問場所にたどり着けた時には、近くで買い物したりお散歩したりしながら、時間を潰します。また、喉の渇きやオムツの状態など娘の状況に合わせたきめ細かな対応が訪問直前にできるため、打ち合わせや会議も比較的スムーズに進行します。

M美さんも、息子さんのいつもの状況から、どれぐらい前倒しで行動すれば約束の場所に余裕をもってたどり着くことができるか? ぜひシミュレーションして、実践してみてください。

こちらのコーナーでは、皆さんのお悩みを募集します。仕事のこと、自分自身のこと、家族のことなど、密かに抱え込んでいるお悩みを打ち明けてみることで、新しい一歩を踏み出してみませんか? ご希望の方は、こちらからお送りください。

第3回予告 「自分のスキルに自信がありません」

つだまどか

Writer つだまどか

元ネイリストの美容業界専門経営コンサルタント。中小企業診断士。
ネイリスト時代の1万人以上の接客経験と5年連続売上・利益ともに二ケタ成長させたマネージャー時代の経験を活かし、中小企業経営者やフリーランス向けにコンサルティング、講師、執筆活動を行っている。
http://ameblo.jp/tiara-madoka/

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