Vol.15 買い物は通販ばっかりで、ますます出不精に

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「今日も家でおしごと」のタイトルの通り、私は毎日家で仕事をしているので、基本的に平日の日中も家におります。
これまでも、在宅業は子育てとの両立に適している点や、悪天候でも困らないなどのメリットを挙げてきましたが、宅配の受け取りがしやすいという事も在宅業のメリットの一つです。

ネット通販は日に日に便利になり、現在では、朝注文すればその日の夕方に届いたり、夜寝る前に注文したら翌朝一番で届いたり、本当に驚くほどです。身支度をして買い物に出かけるよりも便利なくらいになってしまいました。送料無料も多いですし、交通費や費やす時間を思えば送料がかかっても高いとは思いません。
また、子どもが生まれて、子連れでの買い物が大変になったというのも通販利用が増えた一因です。買い物中に泣き叫ぶ、棚の商品を落とす、走り回る、そんな子どもを連れてはゆっくり商品を吟味している時間はありませんし、たまの休日はショッピングよりも公園で遊ぶほうが子どもは喜びます。そのため、「買えるものは通販で済ませる」という思考回路が出来上がっていきました。
仕事に必要な事務用品、消耗品、書籍、子どもの文房具や衣類など、思い立ったときにすぐ注文できて受け取りはいつでもOK!なので、毎日のように通販を利用してしまいます。

また、毎日の食材の準備に生協を2つ利用しています。生協は留守でも玄関先に置いていってくれる、会社勤めの人に嬉しいシステムですが、直接受け取れる私は発泡スチロールケースの山を保管する場所が不要なのが気に入っています。たまに、生協の配送日に外出して、帰宅後に生協の箱がドーンと積んであると、取り出しも面倒だしケースが邪魔だしで、逆に憂鬱な気持ちになります。

もともと出不精な私はこうした宅配を便利便利!と喜んでいますが、ふと、「本当にこれで良いのだろうか、大事な何かをたくさん失っているのではないか」と不安になることもあります。出不精だからこそ、仕方なしにでも外出する機会があった方が、何か面白い発見や出会いがあるのではないか、と思ったりしてしまいます。

せっかく何でも揃う東京都内に暮らしているのに、通販で済ましてしまうなんてもったいない、だったら家賃の安い田舎で暮らした方がいいのではないか、とも思います。実際、インターネットが通じていて宅配に対応してくれる地域であれば、どんな田舎でもイラストの仕事を続けながら暮らせるんだと思います(家族のことはさておき、の話ですが)。

自然豊かな所でスローライフを送りながら在宅業...、イメージすると素敵そうですけれど、(めったに行かないとしても)徒歩5分圏内にスーパー、コンビニ、郵便局がある安心感も捨てがたいのです。

※この連載の前身「フリーランスマザーのあるある事件簿」は、貴重な女性フリーランサーの生の声を集めた、読んで楽しくためになるコンテンツですので、まだご覧頂いていない方はぜひバックナンバーをご覧下さい。
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峰村友美

Writer 峰村友美

イラストレーター・Rhythmoon編集部メンバー
新潟県長岡市出身杉並区在住。1997年よりフリーランスのイラストレーターに。出版、広告、WEB、パッケージ等にイラストを提供。ほのぼのとあたたかく親しみやすい人物や動物などを描くのが得意。好きな食べ物はチョコとあんことパンとコシヒカリ。好きな場所は映画館と水族館。9歳差兄妹の母。
http://minetom.com/

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