地方移住で失敗しないために。場所選びで大切なことは?

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Farm Rootsの佐藤亜弥美です。
寒い日が続き、畑もすっかり雪化粧をして、野菜たちは雪の下で息をひそめています。
これからだんだんと春が近づいてくるのが嘘のような、凍てついた日々が続いています。

移住場所は「自分の肌に合っているかどうか」が大事

関東にいた頃「冬、いつ来るのかなあ」と12月ごろから考え始め、1月・2月と極寒の到来を待ってみてもなかなか来ず、冬が来ないままにとうとう春が来る、というのが毎年の実感でした。つまり、それくらい私の育った環境が寒かったということです。

フリーランスの方ほど、移住に向いていると私は思います。どんな田舎へ行っても家で仕事ができるというのは、大変な強みです。実際、移住を考えていた女性が田舎には仕事がないからということで、フリーランスとして食べていけるように準備して翻訳家になったという事例も見ました。しかし、地域によっては寒さがこたえたり、もっとシビアな問題としてはその地域独自の慣例が受け入れがたい、など、地方には思いもよらない障壁がたくさんあります

たとえば、私の住む地域には「組費」といって自治体に払う税金以外に、一番小さな単位「組」に払うお金があります。この組費はお祭りや各イベントに使われます。おかしな話ですがこれを払わないとゴミだし場にゴミを置けないという暗黙のルールがあるところもあるそうです。そのほか、冠婚葬祭の儀礼など、田舎には思いもよらない(都会の人から見ると)変なルールでいっぱい。これらのカルチャーショックを素直に受け入れられるか、が移住には大切になってきます。

もし移住を本気で考えるなら、まずたくさんの自治体に足を運んでみて、実際そこへ移住した人の意見などを参考に「自分の肌に合っている」地域を探し出すのがいいでしょう。家探しも同時進行で問い合わせておくとスムーズですね。

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都会には都会の、田舎には田舎のよさがあります。どちらに住んでいるほうが勝ちで、どちらが負けということもないでしょう。どちらにいる自分が家族や社会に対していい影響を与えられそうか、という観点で考えてもいいかもしれません。意外な答えが見えてくるかも。

2月の一品レシピ

今月ご紹介するのは、ほうれんそうと人参を使ったケーク・サレ。冬なら日持ちするので、たくさん作っておいてちょっとずつ朝食に食べてもいいですね。

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ほうれんそうと人参のケーク・サレ

●材料(大きめパウンド型1個分)
玉ねぎ 2個

ベーコン 2枚
A 薄力粉 130g

A ベーキングパウダー 5g

卵 2個

油 70g

牛乳 70g

塩・コショウ 各こさじ1/2

【フィリング】

ほうれん草(茹でたもの) 200g

人参 30g

チーズ 40g


●作り方

  1. 玉ねぎをみじんぎりにし、ベーコンと共に15分ほど炒め、粗熱を取っておく。
  2. Aをふるっておく。
  3. 卵をボウルに割りいれ泡だて器で混ぜ、そこへ牛乳、油、塩・コショウ、炒め玉ねぎの順に混ぜていく。
  4. ふるったAを3に入れ、菜ばしで軽く混ぜる。
  5. フィリングを入れてゴムベラでさっくり混ぜ、パウンド型へ流しいれる。
  6. パウンド型にアルミホイルをかぶせ、200度に予熱したオーブンで50分加熱する。
  7. 竹串を刺して何も付いて来なければ出来上がり。生焼けなら5分ごと追加で加熱する。

4の行程で、粉を混ぜるときに練ってしまうと、グルテンが発生して生焼けの原因になってしまいます。さっくり混ぜて、少し粉が残っていても大丈夫です。
ほうれんそうは、この時期獲れる数少ない旬の青物です。ぜひ積極的に食べて元気になりましょうね。

【Farm Rootsからのお知らせ】

Farm Rootsでは春からのお野菜定期便の会員様を募集しています。農薬や化学肥料を使わず、自然の力いっぱいで育てる旬の野菜を食べて、元気な体で元気に働きませんか?くわしくはブログにて。Farm Rootsのお野菜定期便をおすすめする理由

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佐藤亜弥美

Writer 佐藤亜弥美

高校卒業後に横浜へ。アフリカテント旅、登山用品店勤務などを経て恵那市笠置町へ夫と共にUターン。有機農法の健康な野菜を提供するFarm Rootsを立ち上げ、子育てしながら農作業に勤しんでいる。
夢は農家民宿開業と、有機農法のノウハウを途上国に伝えること! Farm Rootsはいつでも遊びに来てくれるお客さんを待っています。
http://blog.livedoor.jp/farmroots/

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