無事にフリーランスビザを取得! ドイツの就労ビザ事情

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ベルリンには公園がたくさん!緑がまぶしい季節です。

6月に無事にドイツでフリーランスビザを取得し、正式にフリーランサーとして仕事を開始しました! 一大事が終わって本当にほっとしています。よかった!

海外に出てみたいけど、ビザ取得が難しくて無理だとあきらめている方に少しでも情報を提供できたらと思い、今回はビザのことを書いてみようと思います。 

ドイツは就労ビザが取得しやすい!

一般的に、外国で働く場合、「企業への就職内定→ビザ申請→勤務開始」という流れになり、ビザの取得には企業への就職が条件になる場合が多いです。 

会社員の収入の方が安定しているという概念は万国共通。よほど成功したフリーランサーの人ではない限り、フリーランスのビザは取得困難です。フリーランサーのように収入が不安定になりがちな職業の人よりも、安定して税金を払ってもらえる職業の人の方がビザを取得しやすい傾向にあります。

ですが、いざ就職しようとしても、イギリスやスペイン、オーストラリアなどでは「就労ビザ保持者限定」の求人も多く、就労ビザ保持者ではないとそもそも応募資格すらないことも。その点、ドイツでは、内定後に就労ビザを申請することができ、それほど長い審査期間をかけずにビザが取得できます。

ベルリン以外のドイツの都市でも就職さえ決まれば、就労ビザを取得することはそれほど難しいことではありません。現にデュッセルドルフやフランクフルトでは日系企業も多く、多くの日本人が現地採用としてそこで活躍しています。

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ベルリンの外人局。ここでビザを発給してもらいます。

ベルリンでのフリーランスビザ事情 

ベルリンは失業率が高く、ドイツ人であってもなかなか就職することが難しい場所。最近は、スタートアップ企業で働く人が増え、ベルリンの労働事情もだいぶ変わってきましたが、会社に頼って働くというよりも、自分で仕事を始める人が多いと感じます。

私はワーホリでベルリンに滞在している中、まわりの日本人はフリーランスビザかアーティストビザでベルリンに滞在している人が多いことを知りました。アーティストビザはその名の通り、音楽や絵画などアーティストとして生計を立てている人用のビザ。フリーランスビザはライター、グラフィックデザイナーなどアート以外の自営業で生計を立てている人用のビザです。フリーランスという働き方に理解があるベルリンには、街が素敵ということのほか、フリーランスビザが取得しやすいという魅力があったのです。 

もちろん「簡単」とは言え、他の国に比べて簡単だと言うだけで、書類集めやビザを発給してくれる外人局での面接は大変ですが、きちんと準備をしておけば面接当日にビザが発給されることも珍しいことではありません。まだまだ駆け出しのフリーランサーである私の場合も、書類の不備で一度申請が保留にされましたが、二度目の申請では即日ビザを発行してもらいました。

具体的にどのような書類が必要なのかは、私のブログで書いていますので、ご興味がある方はぜひリンクを開いてみてくださいね!

ワーホリが使えなくなっても、海外移住のチャンスはある!

読者の方の中には、たまたまこのコラムを見つけ、「海外でフリーランスで働くなんて、私には関係ない」「若い頃、海外生活を夢見ていたけれど、30歳を過ぎてもうワーホリは使えないし、海外には住めない」と思っている方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、ワーホリが使えなくなっても、海外に出ていくチャンスがなくなるわけではありません。もし今すでにフリーランスで働かれている方や手に職がある方は、フリーランスビザの取得、もしくはスキルを活かして海外就職は不可能ではないですし、好きなことがある人はそれを仕事にして外国で暮らすことだって夢ではないのです。 

尾形 絵美

Writer 尾形 絵美

大学在学中からお金を貯めては海外へ旅へ出る。卒業後日本で就職したものの、海外への憧れが止まらず、出国。スペイン→オーストラリア→シンガポールの後、ドイツはベルリンへ移住。2015年会社員からフリーのライターへ転身。駆け出しフリーランス生活やドイツについて執筆中。日本語も教えています。
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