ドイツ在住・新米フリーランサーのクラウドソーシング活用術

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ベルリン夏の風物詩。公園でまったり。この風景も来年までさようなら!

ドイツでは、8月の半ばくらいから秋の足音が聞こえ始め、9月を迎える頃には葉っぱたちが色づき始めます。まだまだ過ごしやすい季節ですが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか?

フリーランスでライターの仕事をはじめてあっと言う間に半年が経ちました。フリーランスビギナーがこの半年を振り返ってみます。

どうやってライターの仕事を始めたの?

これからライターとして仕事を始めたいと思っている方が一番気になるのは、「どうやって仕事を受注したか?」ということでしょう。私は現在副業の日本語教師を除けば、クライアントはすべて日本の方です。生活の基盤通貨がユーロなので、将来的にはドイツ(もしくはヨーロッパ)のクライアントも増やしていきたいですが、最初はクラウドソーシングサイトに登録しました。クラウドソーシングサイトとは、仕事を発注する人と受注する人の中間に入り、仕事を斡旋しているサイトのことです。

日本で有名なのは、ランサーズやクラウドワークスでしょうか。ライティングの仕事を探して応募しては書いて、納品して...ということを繰り返しました。

実は、3年ほど前にもクラウドワークスを利用したことがあるのですが、その頃は10件記事を書いても3000円程にしかならないお仕事ばかりで、ほかに就職先が見つかったこともあり、すぐにやめてしまいました。しかし数年ぶりにサイトを覗いてみると、案件の幅も広がっており、専門的な分野であれば高単価の記事もあるようですので、こちらから仕事を始めてもよいと思います。

ここ3年でもクラウドソーシングは伸びているので、今後どう展開していくのかも楽しみですし、フリーランスへの敷居はもっと下がっていくのかもしれませんね。

実績をつくり、次のステップへ

ですが、まだまだアフィリエイト系の仕事も多く、次のステップに進みたいと思っていた私はクラウドソーシング外でおもしろそうなサイトを見つけては応募するようにしました。本サイト・リズムーンが運営している「RhythBiz」もそのひとつです。この頃には、クラウドソーシング関連で書いた記事をポートフォリオとしてまとめていたので、「クラウドソーシングでの仕事は次の大きなステップにつながっていく!」と捉えておくと低単価の案件であってもモチベーションを下げずに働けます。

ドイツでも情報誌や広告ブログ、リサーチ業務のライティング等もあり、今後はドイツ国内のお仕事にもつなげていきたいと思っています。その場合、ドイツ語力が求められるので、まずは苦手なドイツ語の勉強をしなくては...!

海外でフリーランスを始める難しさは?

私は経験もなく、ドイツでフリーランスでライターの仕事を始めました。上記のような仕事のはじめ方は国内であっても海外であっても大差はないように思います。

しかし最初、私が苦戦したのは「クライアントとのコミュニケーション」です。クラウドソーシングで仕事をしていた頃は、突然連絡を絶たれることもしばしばあり、何か自分に非があったんだろうかと悩むことも多々ありました。「海外に住んでいるから、クライアントの方とお会いしたことがないことがネックなのでは?」とも考えていましたが、コミュニケーション不足だったことは明らか。

現在新しいクライアントの方とお仕事を始める際は、一度Skypeミーティングで直接お話させていただくようにしており、ChatWorkというコミュニケーションツールを使って、いつでも連絡が取れるようにしています。こちらが新しい取引先との仕事は不安があるように、きっと相手も不安に思っているはず。自分がどのような人物なのかをはじめに伝えておくことは、相手の不安も和らげることに繋がります。

ただし、どんなにこちらが丁寧に対応したとしても連絡が途絶えるクライアントの方は連絡が途絶えるもの。特にクラウドソーシングサイトでの受注はそのようなお話をよく聞くので、ほかの登録者たちによる「評価」を参考にすると、リスク回避の可能性が高まります。

私は次回帰国する際には、タイミングが合えばぜひクライアントにもお会いしたいと思っています。直接お話しさせていただくことでモチベーションアップにもつながりますね。大事です、モチベーション。

新米フリーランサーにはほろ苦い思い出はつきものですが、その思い出がさらなる新しい道を開くと信じて、ネガティブもポジティブに変える発想の転換をしていきたいですね!

尾形 絵美

Writer 尾形 絵美

大学在学中からお金を貯めては海外へ旅へ出る。卒業後日本で就職したものの、海外への憧れが止まらず、出国。スペイン→オーストラリア→シンガポールの後、ドイツはベルリンへ移住。2015年会社員からフリーのライターへ転身。駆け出しフリーランス生活やドイツについて執筆中。日本語も教えています。
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