心強い1冊『フリーランスがずっと安定して稼ぎ続ける47の方法』

みなさん、こんにちは。フォトグラファーの宇野です。
今日はまわりのフリーランサーの間でも話題の、こちらの本をご紹介します。

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著書の山田さんの専門はWebマーケティングで、コンサルティングや広告運用、Web管理、セミナー講師などさまざまな活動をされています。現在は法人化されていて、フリーランス歴は10年になるとか。この本には山田さんの経験談やそこから生み出された仕事術が詰め込まれています。

フリーランスになるまでにやっておいた方がよいことや、仕事のコントロール方法、時間管理、確定申告、法人化についてまで、細かく書かれていて勉強になります。そして何より読みやすい!(イラストにもご注目)
すでにフリーランスの方はもちろん、フリーランスを目指している方にもためになる本です。

フリーランスは大きく分けて3タイプ

山田さん自身、専門のWebマーケティングの知識を徹底的に磨いて実績を積んでも、最初はなかなか仕事が安定しなかったそうです。一方「一流の技術を持ってなくても安定して食べているように見える人」もいて、その違いは何だろう?と考えます。それらの人を観察するうちに「集客」や「稼ぎ方」という視点で言うと、以下の3タイプに分類できると気づいたとか。

「職人ポジション」・・特定の分野で高いスキルを身につけそれを武器に仕事をしている人
「相談役ポジション」・・相談を受けて、悩みを整理・解決することが得意な人
「城持ちポジション」・・特定分野のカリスマとしてコアなファンを獲得している人

自分がどのタイプなのかによってお客様の見つけ方も、強化するポイントも変わってきます。そして大事なのは3つのタイプを掛け合わせることで収益力(戦闘力)が上がるということです。それぞれのタイプに1〜10の間で点数を付け、その点数を掛けた結果がフリーランスとしての戦闘力と言えます。ちなみに稼ぎ続けているフリーランスには「職人ポジション」と「相談役ポジョン」の点数が高い人が多いそうですよ。

また、同じように複数の特徴を掛け合わせた「売り」持つことも自分の希少性を高める上で大切です。「職業」「ジャンル」「専門分野・得意分野」の3つを掛け合わせるというものです(もちろん、3つ以上でもOK)。ポジションと3つの特徴を把握するだけでも自分の売り方が変わってきそうですね。

メリットとデメリットは表裏一体

フリーランスには「時間」「仕事の裁量」「収入」の3つの自由があります。でも言い換えればそれらをすべて自分で管理しなければいけないということです。実際に山田さんは独立して1年後にうつ病になってしまいました。原因は「時間に追われたこと」「相性の悪い顧客への対応」「収入の不安」の3つ。つまり、フリーランスのメリットとデメリットは密接に繋がっているのです。

これらのストレスに巻き込まれないためには、自分がフリーランスになった理由を思い出してみることが大切です。例えば自由に働きたいと思ってフリーランスになったのに、仕事を詰めすぎて忙しくなってメールの返信の早さが自分の売りになってしまっては本末転倒ですよね。こうした時間管理に関しては、自分のキャパの8割くらいが埋まるスケジュールを組む、仕事の状態を数値化する、時間管理アプリを使うなどの対策が紹介されています。

こんな風に、まず自分の悩みや不安の正体を「見える化」することが効果的です。フリーランスを続けていくためには自分の作り出した「漠然とした不安」にうまく対処するのが重要! この言葉に共感するフリーランスの方は多いのではないでしょうか。

思わぬメリット

その他に、私自身が感じているメリットとしては「感謝することが増えた」「将来のことを具体的に考えるようになった」ということがあります。フリーランスになってから、会社員の時は給料や保障などあらゆる意味で守られていたことに気付きました。毎月決まった金額が貰えたり(おまけにボーナスまで)、会社に行けばやるべきことがあったり。それらが当たり前ではなかったということを心の底から実感し、古巣の会社や目の前の仕事、周りの方々に対する感謝の気持ちが大きくなりました。家賃を振り込む時などは、未だに毎月「ありがたい!」と噛みしめています。

また、会社にいる時は「10年後は・・・さすがに辞めてるよな?」くらいにしか思っていませんでした。それが、フリーランスになってからは10年後、20年後にはこういう働き方、生活をしていたいと考えるようになりました。そのために今どうするか?ということを意識できるようになったのは大きな変化です。とはいえ「いつまで考え続けなければいけないんだろう?」とたまに疲れてしまう時もあるのですが・・・。

この本にも書かれていますが、フリーランスになるというのは1つの選択にすぎません。そもそもどんな人生にしたいのか? 何を大切に生きていきたいのか?で働き方は異なります。私も今はフリーランス生活を満喫していますが、会社制度も今後ますます変わっていくでしょうし、どうなるかはわかりません。その都度柔軟に選択していきたいと思っています。

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今日の写真はシャボン玉です。山田さんは「安定」について「流動化の波に乗って楽しく動き回ることが安定の新しいスタイル」と書いています。その言葉からこの写真にしてみました。変化を楽しみながら進んでいきたいですね。

毎日寒い日が続いています。皆さん風邪&インフルエンザにはお気をつけください!

宇野 真由子

Writer 宇野 真由子

1979年生まれ。北海道出身。ビジュアルアーツ大阪校写真学科卒業。
写真専門ギャラリーでの勤務を経て、沖縄に移住。撮影会社にてブライダルを中心とした人物撮影や商品撮影等に従事。2015年秋に大阪へ戻り、フリーランスとして活動開始。撮影以外にも、写真教室・ワークショップ等、写真の楽しさを広める活動も開催している。
http://unophotoworks.top/top/

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