海外拠点のフリーランサーとして生きる道

こんにちは! Rinaです。

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ドイツはベルリンに移住して、早いものでもう8か月が経とうとしています。あっという間の8か月でしたし、もう少し長くここにいたいと考えているので、ワーキングホリデービザからフリーランスビザへの更新の準備を徐々に始めたいなと思っているところです。

そんな今日この頃、とあるご縁で、ベルリンでフリーランスビザを取得した日本人のMamiさんという方にお話を伺える機会がありました。彼女はヘアメイクアップアーティストとしてベルリンを拠点に活動しています。海外移住について、フリーランサーという生き方についてのお話をしてくださったので、ぜひ皆さんにもシェアしたいと思います!

プロフィール
Mami Oonishi
1985年大阪生まれ。2003年渡英。帰国後、大阪・東京で美容師として働いたのち、2017年よりベルリンへ移住。フリーランスでヘアメイクとして働く傍ら、自身が体調を崩した経験からアロマセラピストの資格を取り、ドイツという土地を生かしホリスティック医療についても勉強中。2018年よりオイルやハーブティーのブレンドのオーダーも引き受ける。

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Mamiさんがヘアメイクで参加した作品

海外移住を決めたきっかけは何だったのでしょうか?

Mami(以下、M):昔から海外に興味があり、高校を卒業したあとにまずはイギリスへ語学留学をしました。帰国後に美容学校へ進み、その後日本で美容師として仕事をしていました。海外に住みたい、海外で仕事をしたいという気持ちはずっとあったのですが、仕事に追われて気づいたらワーホリが取れる最後の歳が近づいてきていて。そこで決意してベルリンへ移ってきました。日本は小さい国だから、ここにずっと留まるのってどうなんだろうという思いがずっとあって、「(日本から)出ないと何も始まらない!」という感じで移住を決めました。また、以前からホリスティック医療に興味がったということもあり、ドイツを選びました。

海外(ベルリン)で、仕事はどうやって見つけているのですか?

M:私は人づてで仕事をもらうことが多いですね。最初のうちは、例えば、借りていた部屋のフラットメイトがたまたまファッション関係で働く人だったので、その子のシューティングに参加したりしました。その子の友達がヘアメイクを探していたときも声をかけてもらったりしましたね。また、そんなにお金がもらえるような仕事でなくても、いろんな人と出会う・つながるという目的で仕事を引き受けたりもしました。あとはフォトグラファーの友達に声をかけてもらったりもします。

私はあまりネットを使って仕事を探すということはせず、イベントに参加するなどして直接的なつながりを特に大切にしています。興味のあるギャラリーのオープニングなどにはできるだけ参加して、自分からコミュニティを広げるように努力しています。ギャラリーのオープニングだと、自分と同じテイストを持った人が見つけやすいと思うし、そこでつながりが持てたらいいなという感じですかね。

ベルリンでのフリーランスビザ申請は大変でしたか?

M:必要な書類などをほとんどすべて自分で準備したので、けっこうなストレスでした(笑)。寝ても覚めても考えるのはビザのことばかり。お金を出せばいろいろとやってくれる人がもちろんいるけれど、自分でやると自信がつくというか、自分の人生の経験値になるのでいいと思います。できる限り自分でやって、最終チェックは人に頼むというようなやり方がおすすめかなと。書類は必要とされているものをきっちり揃えれば問題ないと思いますが、特に推薦状集めは人とのつながりがないと難しいと思います。金額が記載されている推薦状(「この人(申請者)とこういうプロジェクトをして、これくらいの金額を払う予定です」という内容のもの)をもらって提出しなければいけないので、前もって人に頼んでおいたほうがいいですね。他にもさまざまな書類が必要になってくるので、余裕を持って準備してくださいね。

海外を拠点とするフリーランスにとって、大切なことは何だと思いますか?

M:「能動的に行動して、人とつながる」という一点に尽きると思います。海外にいたら、日本にいるよりも人脈を広げていくのが難しかったりするので、自分から行動するしかないんです。それに、人と出会うのは本当に楽しいですからね! 例えば、何かのイベントで、モデルとして起用してみたいと思うような人がいたら声をかけてみて、次回のシューティングに誘ったりもしますし、そこから新しい出会いがあったりもするんですよね。積極的に自分から輪を広げていくのが何よりも大切だと思います。

いかがだったでしょうか? 私はクラウドソーシングなど、インターネットを利用して仕事を見つけることが多いですが、Mamiさんはアートイベントやギャラリーのオープニングに積極的に参加するなどして、直接的なつながりから仕事を見つけています。その行動力が本当にすごいなと思いましたし、私も見習っていきたいです。

「海外でフリーランスになりたい」という人はこれからもっともっと増えていくと思いますが、そういう人たちにとって少しでも参考になれば嬉しいです。ではまた!

Rina Namiki

Writer Rina Namiki

1993年生まれ、東京都在住のイラストレーター・ライター。2017年秋にベルリンへ移住し、フリーランサーまたはアーティストとして活動予定。アート・音楽・フードなど、さまざまなカルチャーに興味を持つ。ファッションと動物が大好き。
http://www.rinanamiki.com/

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