第16回 報酬だけではない! フリーランスが受けるべき仕事とは?

こんにちは。中小企業診断士のつだまどかです。

2歳半の息子は、現在、イヤイヤ期の真っ最中。
通っているこども園の先生に時々ダメ出しされることもあり、内心凹むことも......。

でも、オムツも取れたし、言葉も7〜8割は何を言っているかわかるようになった。彼なりに、ちゃんと成長しているから、大丈夫!できないところだらけの我が子でも、母親の私ぐらいは、しっかりできるようになったことに目を向けてあげよう、と思う今日この頃です。

できる仕事の幅、増やしていますか?

先述のエピソードで触れたように、子どもたちは日々、どんどんできることを増やしていきます。ただ、できるようになるには一定の時間がかかる上に習熟度にも個人差もあり、それは大人でも同じです。
前回の『第15回 売れるフリーランスになるための自己投資とは』 では、内外両面磨くことの重要性をお話ししました。今回は、まだご紹介していない、とっておきの自己投資の方法について、お話します。

それは、未知の分野の仕事を、積極的に受けたり作ったりすることです。
仕事の効率性だけを考えれば、既存の仕事や得意分野の仕事に特化すべきです。ですが、それだけでは、自分ができる仕事の幅は広がっていきません。あえて詳しくない分野や未知の業界の仕事を引き受けることで、「できること」を増やしていくという考え方です。

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フリーランスにとって、未知の分野の仕事は効率が悪い?

あまり経験のない分野の仕事を引き受けると準備に時間がかかるので、報酬にもよりますが、工数という観点でみると通常業務よりも効率が悪くなりがちです。
でもそれは、単発の仕事として捉えた場合です。

私自身も、フリーランスデビューした時には、できることが本当に限られていました。ですが、ご依頼頂いた仕事を選ぶことなくどんどんこなしていきながら、苦労しつつもできることを増やしていきました。そのおかげで、私にとっての中心業務である講師業においても、様々なテーマでお話できるようになりました。

短期的に見れば効率重視で仕事を選んだ方が、楽であることは間違いありません。
ですが、中長期的に見た時には、「できるかできないか」ではなく、「やりたいこと」や「求められていることにチャレンジしていくべきです。
実績のない最初のうちは報酬も低いかもしれませんが、報酬をもらいながら仕事を通じて学ぶことができるなんて、恵まれていると思いませんか?

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仕事に飽きると、「ワクワク」できない

フリーランスは、仕事で人と関わることが少ない分、モチベーションコントロールも難しい側面があります。だからこそ、仕事そのものに「おもしろさ」や「ワクワク感」を求めるべきだと、私は思います。ルーティンワークだけでは、どうしても飽きてしまいます。

モチベーションアップのためにも、新しい仕事を増やして、今後の自分の成長に繋げていきましょう!

つだまどか

Writer つだまどか

元ネイリストの美容業界専門経営コンサルタント。中小企業診断士。
ネイリスト時代の1万人以上の接客経験と5年連続売上・利益ともに二ケタ成長させたマネージャー時代の経験を活かし、中小企業経営者やフリーランス向けにコンサルティング、講師、執筆活動を行っている。
http://ameblo.jp/tiara-madoka/

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