住む環境を鎌倉に変えて気づいたこと⁠⁠

国内外で暮らす女性たちが、「しなやかに、じぶんらしく生きる」日常をお届けするエッセイ。
コロナ禍で先行きが見えない生活の中で、バタバタ忙しい日常の中で、少し狭くなりかけた視野を広げ、自分らしく生きるヒントをお届けします。

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イラストレーターのerikaintheislandです。⁠⁠
今日も、ラジオから流れてくる音楽を聴きながら、このエッセイを書いています。⁠⁠

鎌倉に引越してきてから、もうすぐ半年。⁠⁠

朝起きて窓を開け、聞こえてくる鳥のさえずりが本当に心地よい。⁠⁠
でも、たくさん生い茂る緑の中に住んでいるのは、人間だけではないのですよね。⁠⁠

先日、いつものようにデスクワークをしていると、突然足元が「チクッ!」。⁠⁠
「なんだろう?」と、確認してびっくり。⁠⁠
しばらく硬直したあと、「ギャ――――、ワ――――――」と叫びながら、靴下を思いっきり脱ぎ捨てて壁に投げつけました。(笑)⁠⁠

ム・カ・デ!です。⁠⁠

投げ捨てたのはいいものの、まだ部屋の中にいるムカデさん。⁠⁠
このままでは......(汗)と覚悟を決め、冷や汗を流しながらムカデと格闘し、無事に外へ放出しました。どこから来たのか。なぜ家の中に? なんでなんでなんでー?⁠⁠

またあるときは、床掃除をしていると、脚の数が半端ないゲジゲジにも遭遇。⁠⁠
もう私の心は、「......」です。⁠⁠

自然の中に住むというのはこういうことだ、と改めて痛感。⁠⁠
家の外はもちろんですが、今日は誰(虫)が来るのかと思いながら生活しています。(笑)⁠⁠

でも、それ以上にステキな日々が過ごせる環境があります。⁠⁠
ここに住んでいると、自然と外へ出たくなるんです。⁠⁠

昼過ぎに、休憩がてら散歩して、そのまま海へいくのが私の最近の定番コース。⁠⁠
鎌倉と逗子の中間に住んでいるので、海へ行きたい時は逗子方面へ、森の中へ行きたいときは鎌倉方面へ、と目的と気分に合わせて散歩コースを選びます。⁠⁠

街に住んでいたときは、あまり目にすることのなかった虫や花を散歩途中に見つけては、写真を撮って調べて絵を描くことも。⁠⁠
最近は、いろいろな色のアジサイで町が彩られていますが、ヤマユリも存在感抜群。「こんなところに咲くんだ!」と驚きと発見の連続です。⁠⁠

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夕方、海へ行くと、放課後の子どもたちが海で遊ぶ横でお母さんたちが世間話をしていたり、仕事終わりにビール片手にサンセットを見ている人がいたり。この環境に住んでいるからこそできる、"非日常のような新鮮な光景"が日常にある暮らしに感謝せずにはいられません。⁠⁠

環境って本当に大事だなぁと思います。⁠⁠
環境が変われば、日々の暮らし方も全然違ってくる。⁠⁠
虫との闘いはありますが、住む環境の大切さを考えさせられます。⁠⁠

おうち時間が長い今こそ、少しでも住む環境を変えてみませんか。⁠⁠
家に花を飾るなど小さなことでもよいと思います。⁠⁠
普段しないことを日常に取り入れることで、日々の暮らしが大きく変わる気がします。⁠⁠

さぁ、今日はこれからサンセットを見に行こうかな。⁠⁠

それでは、また。⁠⁠

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erikaintheisland

Writer erikaintheisland

名古屋生まれ。大学で建築・インテリアを専攻し、卒業後は工務店へ就職。その後、設計デザイン事務所で勤務する傍ら、イラストレーターとしての活動を開始し、2019年11月に独立。現在はフリーランスとして貼り絵作家・イラストレーターとして活動している。

HP:erikaintheisland instagram:@erika.intheisland

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