国内外で暮らす女性たちが、「しなやかに、じぶんらしく生きる」日常をお届けするエッセイ。
コロナ禍で先行きが見えない生活の中で、バタバタ忙しい日常の中で、少し狭くなりかけた視野を広げ、自分らしく生きるヒントをお届けします。

在宅勤務が基本で、家から一歩も出ない日もあり、「自分がどれくらい運動不足なのか」が気になりはじめたこともあって、スマートウォッチ「Fitbit」を購入しました。
腕時計をしない生活が長かったので、果たして本当に毎日使うんだろうか...といまいち踏み出せなかったのですが、購入してみると、自分の体の状態がデータ化されるのがおもしろくて、「1分たりとも、腕から外すのがもったいない!」と思ってしまうくらい、楽しみながら使っています。
仕事中、「運動しましょう!」とアラートが飛んできて、「あ、そういえば、もう何時間も座ったままだった」と改めて気付かされたり、外出日と在宅ワークの日で、運動量にこんなにも違いがあるのかと愕然としたり。
夕方、あと数百歩で目標としている「1万歩」が達成できるとわかると、ちょっと近所に散歩にでかけてみるなど、Fitbitをつけるようになったことで、自分の体により意識が向くようになり、想像以上に生活にメリハリが出てきたように思います。
一番楽しみにしているのは、睡眠の記録です。
レム睡眠、浅い眠り、深い眠りがきれいにプロットされて、睡眠スコアも算出されるので、朝起きたときのすっきり感と比較して、自分にとって質のよい睡眠はどのようにしたら得られるのかを分析してみるのも楽しいです。
アプリから、マインドフルネスやアドベンチャーのプログラムにも参加したり、食事の記録ができるなど、まだ使ってない機能がいろいろあるので、さらにいろいろ使いこなして、自分のカラダ探求ができたらいいなと思っています。