【イベントレポート】ワーキングマザー&プレママ向け「私らしい産休・育休・復帰」

9月16日、自分らしいワークスタイルと子育てスタイルを考える、プレママ・ワーキングマザー向けのトークイベントを開催し、当日参加の方を合わせて43名の方にご参加いただきました。

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参加者は現在フリーランスの方が2/3、会社員の方が1/3という割合で、すでにお子さんがいて働いているワーキングマザーの方だけでなく、初めてのお子さんを妊娠中、または出産して育休中という方も多くいらっしゃいました。

赤ちゃんのいる生活を送るうえでどのように仕事を両立させるのかという、きっとこれから社会に復帰するママたちが感じるだろう漠然とした疑問や不安について、データに基づくフリーランスの復帰話から、実際に先輩フリーランスマザーによる対談、そしてそんなワーキングマザーの仕事復帰をサポートする企業によるプレゼンテーションが行われました。赤ちゃん連れでの参加者も多く、途中あちこちで泣き声が聞こえてきたり、トークの内容に会場から笑いが出たりと終始和やかな雰囲気でイベントは進行していきました。

【企業プレゼンテーション①】

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メデラ株式会社

母乳育児の必要性、優秀さ、そして搾乳器について、楽しくお話していただきました。途中で簡単なクイズが出題され、参加者が〇だと思うものに手を上げるのですが、この答えの意外性や母乳の優秀さに驚きの声が上がります。

ここでそのクイズを紹介します。

Q1 母乳の栄養は、子供が1歳を過ぎたらなくなる?

答え:×

保育園で過ごす子供のうち、母乳を飲んでいる子のほうが、風邪や中耳炎などの感染症にかかりにくいといわれています。

Q2 搾乳した母乳は冷凍で6ヶ月保存可能である。

答え:〇

<メデラの推奨期間>
室温:19度~26度で4~6時間、冷蔵:4度以下の冷蔵庫で3~8日、冷凍庫:-18度~-20度の冷凍庫で6ヶ月~12ヶ月。ただし、搾乳後なるべく早く冷蔵庫や冷凍庫で保存することをおすすめします。また、母乳には赤ちゃんの月齢に合わせた栄養が含まれるため、保存期間にかかわらず早めに赤ちゃんに与えるようにしましょう。

Q3 生後満1歳に満たない子供の育児中の女性は昼休憩とは別に1日合計1時間の休憩を取ることが法律で認められている?

答え:〇

労働基準法第67条では「生後満1年に達しない生児を育てる女性は、第34条の休憩時間のほか、1日2回各々少なくとも30分、その生児を育てるための時間を請求することができる。使用者は、前項の育児時間中は、その女性を使用してはならない」と言われています。

いかがですか? 意外だと思われる回答もあったのではないでしょうか。

そして、今回のイベントで一番会場が沸いた「ハンズフリーさく乳ブラ」のご紹介。いろいろな事情により搾乳をするとき、毎回手で絞ることはママにとって本当につらい作業。そこで搾乳器があるのですが、電動?手動?なんてところを飛び越えた発想で登場した「搾乳ブラ」。

これは両胸に搾乳口を当て、その上にサポーターのようなブラジャーをつけます。そして母乳を受け取るボトルを外側につけるのですが、見た目が衝撃的で、プレママや搾乳未経験の方はびっくりしているようでしたが、実際に搾乳経験のあるママの見方は違います。「使いやすそう!」という声も後から聞けたほど、実はママと赤ちゃんにとって、とても身近で寄り添ったものなのです。

【企業プレゼンテーション②】

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株式会社クリーク・アンド・リバー社

産休、育休制度のない会社で働き、妊娠を機に退職をした、または、フリーランスで働いていたけれど、出産、育児で今までの仕事を続けられず断ってしまった、など、産前の働き方を続けられず、出産をきっかけに働き方を変化させなくてはいけない人はとても多いのです。でも生まれたばかりの赤ちゃんがいると、フルタイムで復帰することができなかったり、多くの仕事を請けられなかったり、ワークスタイルと子育てスタイルの間に起こるズレにジレンマを感じることも多いのが実情。そんな時に、多様でフレキシブルな働き方があることを知り、それらを選択することができたら、無理のない子育てスタイルも選ぶことができるはずです。

そこでクリーク・アンド・リバー社には、ワーキングマザーの新しい働き方を提案していただきました。クリエイティブに特化した中でもあらゆるジャンルの仕事の依頼がたくさんあるので、フリーランスという働き方はもちろん、時短や週3~4日勤務のお仕事、正社員でもワーキングマザーの受け入れが整った企業のご紹介など、自分らしいワークスタイルを見つける手助けになります。また、退職して時間がたってからの復帰や、新たな職種にチャレンジするにあたり、自分のキャリアや方向性に迷いがあるという人には、専任のエージェントからキャリアカウンセリングが受けられたり、無料で最新のセミナーを受講できたりと、あらゆる角度からサポートする体制が整っているそうです。復帰を考えたときの第1歩として、まずはこちらの会社を訪問することもオススメです。

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後半では、搾乳体験コーナー、クリエイターによる赤ちゃんとの生活を彩るかわいらしいグッズの販売、大きくなったお腹とお腹の赤ちゃんの写真を残すマタニティ撮影会で、参加者は気になるブースを訪ねたり、参加者同士のゆるやな交流時間になりました。

このように盛りだくさんのイベントでしたが、それぞれが「私らしく働き、私らしく育てる」というひとつの思いに共感し集まった人々の、思いの詰まった内容になっていたと思います。

「赤ちゃんのいる生活」は今までの生活とはまったく違うものです。そこで、どうか今までの考えにとらわれ過ぎず、自由な発想でご自分と赤ちゃんの理想をできるだけ反映するような、ワークスタイルと子育てスタイルの組み合わせを見つけていってくださいね。

イラストレーター・にわゆりさんによるイベントレポートも合わせてご覧ください。
赤荻瑞穂

Writer 赤荻瑞穂

編集・ライター。Rhythmoon編集部メンバー
会社員時代に雑誌や書籍の出版、エンタメ系ポータルサイトメディアの運営に携わり、2008年フリーランスに。現在は子どもや女性、地域、ライフスタイルなどをテーマにした企画、編集、執筆を手掛ける。人と人をつなぐことを得意としており、イベントなどの企画から運営、管理なども多数経験。私生活は4歳と1歳、二人の男児の母。

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