【100th Anniv.①】あのフリーランサーの「◯年後の今」を紹介〜ITライター・三橋ゆか里さん

次の新月の日に迎えるインタビューVol.100を記念して、リズムーンでは本日より約2週間、FBページと連動したスペシャルコンテンツウィークがスタート。まずは、過去のインタビューにご登場いただいた人の中から投票で選ばれたフリーランサーお二人の「◯年後の今」をお聞きするコーナーから。お一人目は、ITライター・三橋ゆか里さんが登場!


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<プロフィール>
ITライター 三橋ゆか里さん

フリーランスのITライター、記者。2015年よりロサンゼルスに在住。「ニューズウィーク日本版」や「MacFan」などでコラムを執筆。IT系メディア「The Bridge」では国内外のスタートアップに取材。「Numero」ブログでは、LAや旅先の情報などを綴っている。個人ブログはTechdoll.jp

リズムーンにご登場いただいた時期:2011年11月 
当時のインタビュー記事はこちら>>


以前ご登場いただいた時と比べて大きく変わったことを教えてください。

仕事がライター業一本になったこと。結婚したこと、そして米国ロサンゼルス(LA)に移住したこと。

LAに移住することになったきっかけを教えてください。

結婚した後もしばらく日本に住んでいましたが、アメリカ人の夫がこちらで起業したため、LAに引っ越すことになりました。日本に住んでいた頃は、彼がチームから離れて遠隔で仕事をしていたので、今は立場が逆になった感じです。

移住する際に、不安(仕事が続けられるか...など)はありませんでしたか?

海外に来たことで続けられなくなった仕事もありますが、何より、海を越えて生活の拠点を変えることの大変さを実感する日々です。生活や文化の違いなど以前 に、まともに生活するための準備というか。しょっぱなから、日本から発送した船便がロスの港のストライキの影響で数ヶ月遅延。運良くアパートはすぐに見つ かったんですが、荷物が届くまでの間、スーツケース一つで生活をしていました(笑)。

土地が広大なLAは、車がないとどこにも行けない完全な車社会です。でも、引っ越して半年間ほどはアメリカでのIDがない状態だったため免許が取得できず、行動範囲がかなり狭い状態。だいぶUber(タク シー配車アプリ)にお世話になりましたが、いつでも行きたいところに自由に行ける東京の生活からの変化に戸惑いました。

以前ご登場いただいた当時と比べて、仕事の内容や働き方、仕事観に変化はありましたか?

仕事内容について:
当時は、企業さんのSNS運用やコンサルティングの仕事なども受けていましたが、気がつくと完全にライターの仕事だけになっていました。LAに来てからは、The Bridge(IT系メディア)ニューズウィーク日本版Mac Fan(近日コラムを開始)Numeroブログなどで執筆しています。

以前は、書く仕事もしながら他の仕事もあることでバランスをとっていたようなところがあったんですが、書く仕事が増えていったことでスキルが上達し、結果として書く仕事の幅が広がったのかなと思います。

また、仕事をする上で根底にあるのは「人の役に立ちたい」という思いです。それは人にインスピレーションやヒントを与えることだったり、新たな出会いをもたらすことだったり。記事を書いて発信するという方法で、これをより多くの人に届けたいです。

働き方について:
日本にいた頃からフリーランスとして柔軟に仕事をしていましたが、海外に来て物理的な距離ができたことで完全なリモートワーカーになりました。LAにいる時はもちろんのこと、遅めの夏休みで行ったローマとロンドンからも必要な時は遠隔で仕事をしています。似たような価値観を持ち、同じ目的を共有できる仲間があってのことだと思うので、仲間には感謝しています。

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普段はカフェで仕事をしている。

仕事観について:
大きな変化はないですが、結婚してパートナーを得たことで、新しいことにチャレンジしやすくなりました。以前は、自分の生活がかかっているため、一つの仕事がなくなるとそれを埋めようとか、もっともっとと考えていました。まず、サバイブすることが先決だった。一人から二人になったことで、自分が成長できるかどうか、チャレンジしがいがあるかどうかなど、未来の自分への投資がしやすくなったと思います。

今後の展望や、チャレンジしたいことなどがあれば教えてください。

インタビューしていただいた時と変わらず、大それた計画はありません(笑)。チャレンジしたいこととしては、航空会社の機内誌に記事を書きたいです。最近、飛行機に乗る機会が増えてさまざまな機内誌の面白さに目覚めました。

以前、トルコ航空の「Skylife」という機内誌に日本のスタートアップシーンについて記事を書いたんですが、そんな風に日本のモノやコトを世界に発信するような仕事をしたいです。日本を完全に出てみることで、日本の良さ、日本人の良さを実感しているので、それを世界に伝えるような仕事ができたらうれしいです。

しなやかに自分らしく生きるために、大切なこと、大切にしていきたいことを教えてください。

いただいた質問の中で、どう答えるかこれが一番悩みました。でも、突き詰めると、たぶん「素直であること」だと思います。人に対しても、自分の気持ちに対しても。

例えば、一人で暮らしていた頃は、ストレスに対する自覚症状がありませんでした。ストレスがあって当たり前というか。でも、一緒に暮らすようになって、夫に「もうちょっとリラックスしないと」と言われることがあって。こういう状況に関わらず、人に何か指摘されたことに対して素直であること。素直さは、仕事でも人としても成長するために欠かせない要素だと思います。あとは、自分の直感を信じること。今のところ、最後の最後には、直感は裏切らないと思っています。

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旅先ではインデペンデントなコーヒー屋さんを必ず訪問する。こちらはロンドンで見つけた人気カフェ「MONMOUTH」。

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ロンドンで見つけたインデペンデントなコーヒーショップ「Carterlane Coffee」では、イタリア人の女性が「ボンジョールノ」と迎えてくれる。

Rhythmoon編集部

Writer Rhythmoon編集部

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