Vol.06 ヒーリングサロン「salon Keshet」オーナー リツさん

Profile

ヒーリングサロン「salon Keshet (サロン ケシェト)」を立ち上げ、カバラ数秘術のほか、レインドロップ、24本DNAアクティべーション、インディアン・チャンピサージなどのヒーリングメニューを提供中。夫とのデザインユニット「tivativa」では、デザイナー・イラストレーターとしても活動している。

Ritsuさんのブログ
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思いっきり働いたら、長期休暇で海外へ。仕事と遊びに全力で打ち込んだ20代

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自宅でもあるヒーリングサロン「salon Keshet (サロン ケシェト)」の様子。「Keshet」は、カバラにゆかりの深いヘブライ語で「虹」を意味する。Ritsuさんのソウルカラーがレインボーということもあって、この名前を選んだのだそう。

 カバラ数秘術をはじめ、アロマオイルトリートメントやヘッドマッサージなどのボディワーク、クリスタルを使ったエネルギーワークを自宅で提供している Ritsuさん。サロンに一歩足を踏み入れると、雑念がどんどん取り除かれて心がクリアになっていくような、清らかなエネルギーの流れを感じた。彼女がそこにいるだけで、その場の空気が虹色に輝くプリズムのようにキラキラとしてくるような不思議な存在感。やさしさに満ちあふれた施術を受けて、「私は私のままでいいんだ」そんなメッセージと元気の素をもらったような気がした。

 聞くと、サロンを開いたのは、2008年と最近のこと。「昔から、ヒーリングやスピリチュアルなこと、秘教的なことが大好きで、どんどんそちらに引き寄せられていって......。気が付いたらサロンを始めることになっていました」と語る。

 それまでは、デザイナー・イラストレーターとしての活動がメインだった。複数の制作会社でデザイン・イラストなどの仕事に携わりながら、毎日深夜まで働き、週末は思いっきり遊ぶ。仕事三昧、遊び三昧の20代を過ごした。とはいえ、普通のサラリーマンとはちょっと違っていたよう。「思いっきり働いたあとは、長期充電期間が必要になるタイプ。退職した次の日には海外へ、なんてことも。友人とバックパックを背負ってヨーロッパへ貧乏旅行にでかけてみたり、家にこもって創作活動にいそしんだりと、チャージする時間を大切にしていたように思います」

もやもやが晴れるきっかけは、天界からのメッセージだった

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Ritsuさんがイラスト・デザインを手がけたフライヤーの数々。春・夏をメインに開かれる野外イベントへは、妊娠中、産後も変わらずに出かけているのだそう。

 そんな生活の中で、遊びは音楽が大半を占めていた。20代にはいってすぐにはまり始めたゴアトランスというダンスミュージックや、「グレイトフル・デッド」や「PHISH」をはじめとするジャムバンドというジャンル。野外で行われるイベントが大好きでよく出かけたそう。「60年代のヒッピーのような人たちやネイティブアメリカン好きな人、クリエイターやアーティストなど、とにかく面白い人がたくさん集まっていて。そこで知り合った仲間との交流の中で、自分の中にあるクリエイティブな部分やスピリチュアリティに触れることも多かったですね」

 仕事に遊びにと充実した生活を送っていたRitsuさんだが、20代も終わる頃、「もっと違う生き方・働き方があるのではないか」と会社員生活にピリオドを打つことに。業務に支障がないようにと出社日を徐々に減らしながら、約1年かけて引き継ぎや後任育成を行う傍ら、フリーランスとしての活動をスタート。エコロジー製品を紹介するサイト「エコスマイル」を立ち上げたり、各種デザイン、店舗の内装グラフィックの仕事のほか、フライヤー制作、バティックを描くなどのアーティスト活動も並行して行った。退職後は、後に夫となるパートナーとデザインユニット「tivativa」を結成。Webサイトのデザインを手がけるなど活動の場を広げていった。

 その後、2005年に結婚、2006年には長男を出産。産前と変わらず、デザインやイラストの仕事を続けながらも、「これまでとは違う新しい軸をつくりたい」ともやもや悩んでいたRitsuさんに転機が訪れる。それは、たまたま気になって出かけていったリーディングでのことだった。

「2008年はじめに受けたセッションでもらったメッセージがきっかけで、本格的に数秘やヒーリングを学ぶことに。その後も、まるで吸い寄せられるように人との出会いがあったり、先生が現れたり、繋がりが広がっていって、サロンをオープンする流れに。2008年は、私にとって始まりを意味する"1"の年だったのですが、まさにスタートの一年でしたね」

直感に従って習得したスキルを活かしてオリジナルケアを編み出したい

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セッションごとに使い分けるヒーリンググッズ。ポイントのあるクリスタルや音叉、チベットの仏具など。クライアントの状態に合わせた道具をチョイスすることも多いのだそう。

 サロンワークでは、デザインやイラストの仕事では得られないような深い感動があるという。「『デザインが素敵だね』と言ってもらえることももちろんうれしいのですが、セッションで『勇気をもらいました』『Ritsuさんとご縁があって本当によかった』と言ってもらうのは、また格別にうれしい。セッションの後でお客様の顔ががらりと変わるのを見ると、その後の進む道に光が差し込んでいるようで。相手の魂が喜んでいるのを見ることで、私もうれしくなるんです」

「今は、多分やりたいことの10分の1もできてない」と話すRitsuさん。これからの目標は、自分の直感に従って習得したスキルを活かしつつ、スピリチュアリティを高めたオリジナルケアを編み出していくことなのだそう。それに加え、アーティストとしていろいろな視点から創作活動をしていきたいと意欲を語る。「ヒーリングもひとつの表現なのかもしれません。自分に枠をつくらず、自由に自己表現していけたらいいですね」

「これからは、頭でもの事を考える時代は終わって、ハートで見て感じるという時代がやってくると思うんです。たとえば、心では行きたくないんだけど、頭でぐるぐる考えてしまって、つきあいだから行かなくちゃ......とストレスを抱え込むのではなく、自分の心で感じたままに、よりスムーズに行動することが重要になると思うんです。うまくいえませんが、そういうことができるようになるためのお手伝いができたらと思っています」

「なにかと頑張りすぎてしまうこのご時世、なにかに委ねるスペースを持ち、自然や自分の心の声にもっと耳を傾けて、心地よく生きていくのがよいと思う。辛いときこそ、楽しむことを忘れずに。そうすることで、きっと周りもハッピーになるんじゃないかな」。まさにそれを体現しているRitusさんは、これからもたくさんの人にハッピーを届けていくのだろう。

ある一日のスケジュール

07:00 起床。朝食の準備
08:10 朝食後、子どもの保育園の準備
09:00 子どもを保育園へ送る
09:30 デザイン業務、メールチェックなど
11:00 セッションスタート
13:00 昼食
13:30 講座やセミナーに参加するため外出。またはセッション
16:00 帰宅後、メールチェックなど
17:00 保育園にお迎えに行ったあと、夕食の準備
18:00 夕食の準備
18:30 夕食後、家族団らん
20:00 入浴
21:30 子どもを寝かしつける
23:00 夕食

Q&A - 自分スタイルの働き方を実現するための5つの質問

今のワーキングスタイルのメリット、デメリットは?
メリットは、活動領域が無限大なところ。自分でクリエイトしていけば、必ずなにかを見いだせると思います。もちろん、生みの苦しみはあると思うけれども、そこが楽しいと思える人は向いているはずです。デメリットは、夫もフリーランスなので、日々サバイバルなところ(笑)。
自身のスキルアップのために続けていることはありますか?
カバラ数秘術は、定期的に勉強会に参加して、セッションのスキルを磨いています。そのほか、自分のアンテナにひっかかった勉強会やセッションにはすぐ出かけて行きます。楽しいことをしたり、自分の浄化を定期的に行うことも成長に繋がると思っています。
影響を受けた人、尊敬している人は?
たくさんいて思い出しきれませんが、どの時代にもキーパーソンがいたように思います。励ましてくれた人、叱ってくれた人、一緒に貧乏した人(笑)......。身近なところに必ず聖人はいます。夫も息子も尊敬しています。
好きな言葉は?
As Above, So Below(上の如く、下も然り)」という言葉。占星術などがわかりやすいかもしれませんが、星の運行が私たちの現実世界にも影響を及ぼしているという考え方がありますよね。天界にあるものは、現実にもありうる。上と下、外と内、すべては影響しあっているということです。
Ritsuさんのように「好き」を仕事にするために、まず一番にすべきことは?
自分を知ることだと思います。自分は何が好きで、何が苦手なのか。ワクワクしたとか、鳥肌が立つほど感動したとか、そういうところにやりたいことや使命のヒントが隠れているんだと思います。

ハートで感じて、気持ちに正直に行動する
きっかけづくりやお手伝いができたらうれしい

オノリナ

Writer オノリナ

合同会社カレイドスタイル代表・リズムーン主宰
女性向けWebメディア編集、フリーランスを経て設立。国内外のネットワークを活かして最適なチームを組みながら、研究機関のサイエンスアウトリーチ支援や、企業オウンドメディアのコンテンツ企画・制作を数多く手がけている。「しなやかに、自分らしく」働き、生きる女性のためのコミュニティ「リズムーン」でイベントやセミナーを不定期に開催しているほか、働く女性のためのコンセプトショップ(2019年春オープン)事業を展開。プライベートでは、3人の子を持つワーキングマザー。趣味は卓球。

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